「何かワクワクして、グイグイ引き込まれる本はないかな?」
と思っているあなた!
こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。
わたしも、本が大好きです!
なかでも、
自分の視野や考え方を広げてくれるので、「ファンタジー小説」が特に好きです。
ファンタジー小説といったら、やっぱりハリーポッターが思い浮かぶでしょうか。
ハリーポッターは、
わたしにとって最大の転機だったので、すんばらしくオススメですが、
まだまだ他にもおすすめ本があって、
何時間でも語れますが笑
厳選に厳選をして「3つ」ご紹介します。
ベスト3を、
魂込めて紹介します!
僕がこの国を救うんだ、熱い冒険の旅!『デルトラ・クエスト』
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ローワンシリーズやロンド国物語の作者でもある、
エミリー・ロッダさんの『デルトラ・クエスト』は絶対に外せません。
一介の鍛冶屋の息子である主人公が、
崩壊の危機がせまる自分の国を救うため、
国中に散らばった宝石を集める旅に出る、というお話です。
なんかちょっと、
ドラゴン○ール感あって親近感わくね😀
この小説は何が素敵って、
主人公のリーフの、
「僕がやらなきゃ!」
「最後の最後まで必死でやる」
という生き様がかっこいいんです!!!
わたしはこの本から
「自分から進んでやることの素晴らしさ」
を、学びました。
大人になるにつれて、
「自分からやらなくても、きっと誰かがやってくれるから」
余計なこと言わないように、波風立てないように。
そういう風潮が当たり前になってきますよね。
この本を読んでいなかったら、社会ってそういうものだと思ったかもしれません。
でも自分がやるんだ、という姿勢を知っていると、
「誰かがやるかもしれないけど、自分からやった方が絶対早い」
って自分の考えを持つことができます。
実際にやるかどうかは別として、
たとえ本の中でも、
自分以外の誰かが、正しいことを正しいと言ってくれると安心できるものですよ。
・・・ただこのシリーズ。
単行本だと、表紙のモンスターが異常にリアルなんですよね笑!要注意!
2巻も3巻も手を抜かないリアルさ。
でもこのリアルさが、妙に味があるんだよね。
伏線いっぱい、謎解きしながら進め!『クリストファーの魔法の旅』
ジブリ映画「ハウルの動く城」の原作者でおなじみ、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの小説です。
この本はシリーズ物で「大魔法使いクレストマンシー」の一作です。
この本には細かい仕掛けがいっぱいあって、
最初にある人からもらったものが実は○○だった、と明らかになったり、
あの時何気なく、すれ違った人が実は△△だった、というような新しい発見・驚きがつまっています。
いたるところに伏線があり、
小さな謎がどんどん溜まっていくのですが、
糸が解けるように全てが明らかになるので、
「最後まで読んでよかった」
と、とても達成感を感じられるのが大好きです。
わたしはこの本に出会ってから、
脱出ゲームとかRPGとか、
あれこれ考える「謎解き系」が好きになっちゃいました。
もし、わたしと同じように謎解きが好きだったら、
絶対に、楽しめると思います!
実は、ハウルもシリーズ物なんだよ。(全3巻)
こちらもおすすめ!
ハウルの動く城2👇
ハウルの動く城3👇
雑談苦手なわたし。これを読むとおしゃべりが楽しくなる。『世にも不幸なできごと』シリーズ!
中古しか探せませんでした・・・。
「不幸な」というタイトルで避けないでください笑
いわゆる、「かわいそうな」話ではないんです!
話のテンポが良くて、言葉の使い方も面白くて、定期的に読み返したくなる本です。
内容を簡単にいうと、
主役の三姉弟妹と、数々の「妙ちくりんな」里親たちとの奮闘記です。
里親の家は、
変わったルールがあったり、
触っちゃいけないものがあったり、
時々、変な人が訪ねてきたりします。
でも、この3姉弟妹。
一人一人に特技があって、
絶体絶命!という場面でも、3人で頭を絞って、ピンチを乗り換えていくんです。
そこが痛快で、どんどん読み進めていってしまいます。
不幸な。というわりに、
3人ともみんなポジティブ!
この本ならではだなあ。と思うのは、
文章の書き方が独特なところ。
「深淵(しんえん)という言葉をどう使うか」
という内容で、まるまる2ページ書いちゃったりします!
わたしは誰かと話す時、
「いい表現が思いつかず、言葉に詰まってしまうこと」が時々あるんですが、
この本を読んでいるときは、
そのモヤモヤが本当に無くなります。
文章がコミカルなタッチなので、
はじめて見る言葉もスッと頭に入ってきて、
「新しく覚えたのをすぐ使いたい」と思って、誰かとしゃべりたくなります!
たとえば、「のっぴきならない」とか、「大団円」とか変わった言葉を覚えられます笑!
また物語の途中で、
ちょいちょい作者の意見が挟まれるのも面白い!
本の著者は、「レモニー・スニケット」さんと言うんですが、
本のタイトルより、レモニー・スニケットの方が頭に残るくらいです!
この独特の文章が、
ハマるとクセになっちゃうよ笑!
いかがでしたか、気になるものはありましたか?
ネットやSNSの早すぎるスピードにぐったりした時は、
本を手にとってみてはいかがでしょうか。
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