「仕事のストレスでいつもピリピリしている」
「自分がすり減っていく気がする」
と悩んでいるあなた!
こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。
仕事って、なかなか思い通りにいかないですね。結果が出ないと苦しくなります。
ですが、
今あなたに1番お伝えしたいのは、
「これまでよく頑張ったな」
と、どうか自分自身に言ってあげてください。
あなたは間違いなく、厳しい環境に耐えてきました。
誰とも比べる必要はありません。
あなたにとって、しんどいことに耐えて、頑張ってきたのは事実です。
まずは、
「わたしって、よく頑張ったよね」と言ってあげてください。
頑張ったな、って思っていいんです。
実はわたしも、
2021年に6年働いた会社を退職した経験があります。
辞める2年程前から、
ストレスで心も身体も疲れ切っていましたが、
最終的に、納得して会社を退職することができました。
今回は本当に辛かった時に、
わたしを救ってくれた本を、5冊ご紹介します。
他人に流されず、
自暴自棄にならず、
人生を見つめ直すことができたのは、
この本に出会ったおかげです。
ぜひ今回紹介する本を参考にして頂き、
時代や常識に流されない、
あなたにぴったりの働き方を見つけてください。
他人に振り回されない、あなたにぴったりの働き方!
大事なのは読む順番
今回、本の効果によって
「心のケア」「スキル向上」「方向転換」
という3つのステップに分けてご紹介します。
ここで、大事なのは読む順番です。
まず「心のケアの本」で、精神力を回復する。
マイナスを0ベースに戻すイメージです。
次に「スキル向上の本」で、今の職場のまま、状況改善できないか試みる。
最後に「方向転換の本」で、職場や職種を変えて、新たな働き方を探す。
この3ステップで読むことで、
自信を持って、今後の働き方を決めることができました。
皆さん、まずは1冊目から手に取ってみてください。
心のケアの本
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』
「心のケアの本」第1冊目がこちらです。
辞めたいほどしんどい思いをしているあなたは、
まず自分自身をケアして頂きたいと思います。
わたしも、この本がきっかけで、
どんどん本来の自分を取り戻すことができました。
まずは、
精神力を取り戻そう!
この本には、
HSP専門カウンセラーである筆者が、ストレスを感じやすい人へ向けた、
ラクに生きるための方法が書かれています。
HSPとは、生まれ持って感覚が敏感な人のこと。
本の中では「繊細さん」と呼ばれています。
ここで、
「じゃあ、わたし繊細さんじゃないから関係ないね」
と思わないでください!
わたし自身、繊細さんではないんです。
ですが、わたしはこの本の
「自分をとことん大切にする」
という考え方に、本当に救われました。
なぜなら、
仕事が辛くてやめたい時期、
「常に神経が張り詰めた状態」だったからです。
朝早く夜は残業。ずーっと睡眠不足気味。
イライラを周りにまき散らす上司。
人が足りてないのに人員削減する会社。
うちの部署は毎日残業なのに、別部署はなぜ定時退社なのだろうか・・・。
もう、何もかもにイライラする!
わたしがこの本に出会ったのは、ちょうどそんな時でした。
自分を大切にするという考えは、
本の中で、何度も何度も出てきます。
仕事で傷ついた心に、
「自分をもっと大切にしていいんだ」とホッとしましたし、
嫌い・面倒だ、というマイナスな感情も大切にするので、
わたしは何が好きで嫌いか、
自分の本音も分かるようになりました。
『今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト』
繊細さんの本の、
「自分の感覚・性格を生かす」という部分が気に入って、
わたしが幸せになれるものを、もっと増やしたい!
と思って手に取った本です。
自分ならではの幸せを増やしたい。
繊細さんの本を読んで、心が共鳴した方は、
ぜひこちらも読んで頂きたいです。
逆に、
充分元気になって、自分を取り戻してきた方は、
これを飛ばして次の本に進むのもアリ。
この本を読むと、
今まで見えなかった幸せに気づけます。
そうして必然的に、毎日の幸せが増えていきます。
この本ならでは!だと思うのは、
「楽しむためだけ」に時間を使ってもいい。
と言ってくれるところですね。
以前のわたしは、
上手くなるために、ギターを弾く。
集中するために、カフェに行く。
って楽しいことにも、結果を求めていましたが、
今は結果出さなくていい、楽しむことに集中しよう。
と、自分に許せるようになりました。
純粋に楽しむ。ことの大切さに気づいたよ。
そうすると、
あらゆるところに幸せが見えてくるんです。
わたしの場合は、
手書きのメニューボード。
大きい文字でみっしり書いてあったり、
丁寧に集中して書かれたものだったりすると、
誠実な人なんだな。
この仕事が本当に好きなんだな。
と店員さんの人柄まで伝わってくるようで、
心が温かくなります。
ですがこれは、
本を読む前の疲れきったわたしでは、
気づけなかった幸せです。
この本のおかげで、
純粋に楽しむことを思い出し、
空模様・通勤時間・いつものお店など、
見慣れた景色の中に、幸せが発見できるようになりました。
『ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方』
世界幸福度ランキングで、何度も1位になっているデンマーク。
この本は、
世界でもっとも幸せな国デンマークの「ヒュッゲ」という文化に注目して、
幸せの秘訣を探る本です。
いちばん強調されていたのは、
「誰かと分け合って、助け合う」こと。
これは、繊細さんの本を読んだ後だと、
より心に響きます。
なぜなら、
繊細さんの本で、
自分の心が元気になると、
少しずつ誰かと関わりたい。
誰かに優しくしたい。
って思えるはずだからです。
「繊細さん」よりも一歩、
外側へ踏み出せる本だよ。
デンマークは、
1年の半分が太陽の見えない厳しい気候です。
また、税金が高い国としても有名。
そんな中で世界一幸せな国を達成しています。
この本には、
厳しいから幸せになれないじゃなく、
厳しいから全力で幸せになる!
というマインドが、いたる所に感じられて、
「今この環境でも幸せになれるんだ」と希望が湧いてくる本でした。
スキル向上の本
『伝え方が9割』
これまで「心のケア」についての本でしたが、
この本はもう一歩進んで、
「スキルを向上させ、現状を変えていく」のに役立つ内容です。
これは、
コピーライターとして、
国内外で数多くの賞を受賞する筆者から、
今日から使えるコミュニケーションテクニックを学べる本です。
コミュニケーションなので、
どの企業、どの職種でも確実に役立ちます。
意外にも、
たった1時間程どで読めちゃいました。
他のビジネス書は、2・3日かけて読むんですが、
これは、会社帰りの列車内でサクッと読めました。
一番の魅力は、
「誰かと話す不安を、今日から減らせる」
ことです。
今日から、ストレスが減らせる!
わたしは会社員時代、
誰かにお願いをするのが、
本当に、本当に辛かったです。
先輩に質問したいけど、機嫌悪くないかな。
なんか忙しそうだし、話しかけたらイヤな顔されるんだろうなあ。
でも、聞かないと仕事進まないし。
・・・でもやっぱり、話しかけるのが怖い!
って、
誰かと話す前は、
恐怖で手が震えて、
頭の中で血液の音がドクドク鳴り響いていました。
恐怖で震える・・・!
この本では、
お願いをした時に、
OKをもらいやすくなる伝え方が学べます。
それも難しいものはなく、
簡単なテクニックばかりです。
いつもの会話に、
一言プラスするだけ・言い換えるだけで良いので、
今日テクニック①ができたから、
明日はテクニック②を使ってみよう!
って、不思議と楽しくなってきました。
そのうちに、
わたしには言葉の武器があるから大丈夫だ。
断られるかもだけど、確率0%じゃない。
と感じ、
誰かと働くことへの息苦しさが、どんどん減っていきました。
方向転換の本
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』
これまで、
「心のケアの本」→「スキル向上の本」と読んできましたが、
自分をケアして、コミュ力高めて、
それでもなお、
自分にこの職場は向いてないと感じたら、この本を読んで頂きたい!
特に、
転職・起業を考える時期に役に立つ内容です。
この本には、自分の価値観を何度もひっくり返されました。笑
え゛っ?!と叫んでしまうほど衝撃だったのは、
職業を決めるだけじゃ自分らしく働けない。
という言葉です。
筆者の八木さんは、
月100万以上稼ぐブロガーだったにも関わらず、働く目的を見失って鬱状態になった経験があるそうです。
稼げてるのに、鬱になるなんて恐ろしいと思いませんか?
八木さんは、
ブロガーという職業から先に決めたから失敗したと仰っています。
だから、この本で見つかるのは、
何か特定の職業ではありません。
私たちの「固定観念」をバッサリ・スッパリ吹き飛ばしながら、
職業ではなく、「本当にやりたいこと」を見つける方法を解説してくれます。
それも、
「当たって砕けろ」「やればできる」っていう根性論ではなく、
いくつかの問いに答える方式で、
論理的にやりたいことを導き出していきます。
過去の出来事を振り返って答えていきます。
そのため、この本は心が元気になってから読んで頂きたいと思います。
心がボロボロな時には、読まないで!
わたしは、退職を決めてから読み始めました。
本の中には、
失敗したこと・苦手なことを思い出して、
自分を見つめ直すワークもあります。
しかし、仕事で心が弱っている時に、そんな余裕は持てないんじゃないでしょうか?
だからまずは、
心を回復させることを優先してください。
仕事しんどい!この本読む!
じゃなくて、
1度心のケアして、(繊細さんの本など)
自分のスキルを底上げして、(伝え方が9割など)
やっぱり今の職場じゃダメだわ、と感じたら読んで頂きたいと思います。
この本を最後にご紹介したのは、そういう理由があったからです。
まとめ
今回は、
会社を辞めたいと悩んだ時、わたしを救ってくれた本を5冊、
それぞれ、
「心のケア」
「コミュニケーションスキル向上」
「方向転換」
という3つのステップに分けてご紹介しました。
「心のケア」
「コミュニケーションスキル向上」
「方向転換」
大切なのは読む順番です。
まず仕事で傷ついた「心をケア」して、本来の自分を取り戻す。
次に「コミュニケーションスキルを向上」させて、今の状況が改善できないか挑戦する。
今の職場自体が合わないと感じたら「方向転換」する。
この順番で読んだからこそ、
他人の言葉に惑わされず、
自暴自棄にならず、
納得して会社を辞めることができたとわたしは考えています。
おわりに
仕事って大変です。
会社に所属して、
歳も考え方も違う方たちと働くって、大変なことです。
わたしも毎日、
上司の機嫌をうかがいながら、
どうかクレーム電話がありませんように!と祈りながら、
仕事をしていました。
心も身体もヘトヘトに疲れきっていました。
誰かと働くって、本当に難しい!
今回ご紹介した本は、
本来の自分を取り戻すことができ、
だんだん考え方が前向きになっていきます。
もう、1冊目の「繊細さん」の本を読んだ後から実感できるはずです。
この会社のままで良いのかな。
でも、わたしが辞めたら迷惑だよね。
と、何に対しても弱気だったのが、
わたしって、本当はこれが好きだよね。
誰にでも良い顔せずに、分かり合える人を大切にしよう。
と、誠実ながら、芯の強い考えができるようになります。
会社を辞めれば、幸せが保障されるわけではありません。
心が疲れていると、
辞めちゃえ!転職一択!っていう、
投げやりな考え方になってしまいます。
ぜひ今回紹介した本で、
本来の元気なあなたを取り戻し、
自分にぴったりの働き方を見つけてください。
素敵な本との出会いがありますように!
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