「ナノ粒子・紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを使いたい」
「いろんな製品を比べたい」
とお悩みのあなた!
こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。
今回は、
- ナノ粒子不使用
- 紫外線吸収剤不使用
を重視して、日焼け止めの情報をまとめました。
わたしが実際に使用したことのあるものを4製品、
使用したことはないですが、成分にこだわりを感じられるものを5製品ご紹介します。
また、
ミネラル粒子のコーティング
があるものは分けてご紹介します。
ぜひこの記事を参考にして頂き、
満足できる日焼け止めを見つけてください。
あなたにぴったりの日焼け止めを見つけてね。
成分についてパパっと確認
たくさんの製品をご紹介するので、
「ナノ粒子・紫外線吸収剤・ミネラル粒子のコーティング」について、
特徴別に分類しました。
①ナノ原料、紫外線吸収剤ともに不使用・コーティングあり
②ナノ原料使用だけど、最終製品はノンナノ・紫外線吸収剤不使用・コーティングあり
③ナノ粒子、紫外線吸収剤ともに不使用・コーティング不明
製品名をタップすると、
その章までジャンプできるよ!
ナノ粒子・紫外線吸収剤不使用が環境保護につながるのはなぜ?
ここで、
「ナノ粒子・紫外線吸収剤が、
肌に影響があることは、なんとなく知っているけど、
それがなぜ地球環境と関係するの?」
と、思った方もいらっしゃると思います。
環境は関係なくない?
そのため、
肌・環境への影響を、
それぞれ簡単にお伝えします。
【ナノ粒子】
肌への影響→呼吸器・皮膚・消化器から、体内に吸収される性質を持つ。
環境への影響→海中に溶け出すと、海洋生物の体内に浸透し、影響を及ぼすことが懸念されています。
【紫外線吸収剤】
肌への影響→紫外線に反応し化学反応を起こすので、肌への刺激が強い。
環境への影響→紫外線吸収剤である「オキシベンゾン」「オクチノキサート」は、サンゴ礁の白化、海洋生態への影響が報告されています。
ハワイでは、2021年からこれらの成分が配合された日焼け止めの流通・販売が禁止されています。
日焼け止めなので、
お肌への悪影響がないことが一番の目的ではありますが、
「もれなく環境負荷を避けることができる」のは良いことだと感じます。
肌にも安全、環境にも安全。
①ナノ原料、紫外線吸収剤ともに不使用・コーティングあり
3ブランドご紹介します。
全てわたしの使用経験があるものです。
WELINA ORGANICS(ウェリナオーガニクス)キスフォータウンSPF20 PA++ & キスフォービーチ SPF30 PA+++
こちらは、SPF値違いで2種類あります。
【SPF20 PA++】
【SPF30 PA+++】
👇🏻キスフォータウン&ビーチともに👇🏻
*2022年12月29日、ウェリナ コールセンター様に確認しました。
【その他の特徴】
- 全ての原料を「天然植物」から抽出
- 石けん・洗顔料で落とせる。
- 化学系薬品・合成保存料(防腐剤)・鉱物系原料・石油由来成分・シリコン・エタノール不使用
ウェリナは、
酸化チタンだけでなく、全ての原料でナノ粒子不使用です。
また酸化チタンは、
水酸化アルミと脂肪酸でコーティングされています。
ウェリナは、赤ちゃんも使えるコスメブランドとして有名だよ。
わたしが使用したのは、キスフォービーチ。
使用感を一言で言うと、
潤いを保ってくれる、クリームタイプの日焼け止め
テクスチャはクリーム状。
乳液より固く、ニベアより柔らかいクリームで、肌に伸ばしやすいです。
何より、肌がしっとりします!
といってもベタベタせず、
美容クリームのように「肌の潤いを保ってくれるような」しっとり感です。
わたしはこの上からファンデを重ねていましたが、
しっとり感は保ちつつ、ファンデもきちんと乗せられていました。
日焼け止め単体でも、白浮きは気になりませんでした。
キスフォータウンとキスフォービーチは、
不使用成分は同じですが、
タウン→SPF20、PA++
ビーチ→SPF30 PA+++、汗や水に強いウォータープルーフタイプ
という違いがあります。
【SPF20 PA++】
【SPF30 PA+++】
babybuba(ベビーブーバ)UVプロテクト フェイス & ボディ SPF50+ PA+++
【その他の特徴】
- 天然由来成分100%
- 石けんで落とせる
- 石油由来合成界面活性剤・合成着色料・合成香料・パラベン・合成ポリマー・シリコン・アルコール不使用
babybubaは、酸化チタンに限らず、全てのナノ原料が不使用です。
また、酸化チタンはステアリン酸・アルミナで、
酸化亜鉛はステアロイルグルタミン酸でコーティングされています。
フランスのオーガニック認証、
ECOCERT COSMOS(エコサート コスモス)を取得しているよ。
使用感を一言で言うと、
伸ばしやすい・重くない・癒される香りの日焼け止め
紫外線吸収剤不使用のものは、
固くて塗りにくく、
何度ティッシュオフしても肌がネトネトするものもありますが、
こちらは、
そのストレスが全くありませんでした。
するーっとのびて、急いでいる時も使いやすく、
肌が重くなる不快感もありません。
天然精油のふんわり癒される香りで、
「これなら外出する日だけじゃなく、毎日ぬりたい!」
と思える使い心地でした。
積極的にぬりたい。
お顔に伸ばすと、肌がさらさらになり、
化粧下地としても使いやすかったです。
ウェリナはしっとり感が強いけど、
babybubaはさらっと感が前に出ています。
詳しくレビューした記事もありますので、
こちらも参考にしてください。
アンナトゥモール ナチュラルUVベースクリーム SPF27 PA++
【その他の特徴】
- 天然由来成分100%
- 石けんで落とせる
- エデト酸塩・合成着色料・合成香料・酸化防止剤・防腐剤(パラベン、フェノキシエタノールなど)不使用
酸化チタン・酸化亜鉛は1ミクロンサイズを使用し、ナノ粒子は不使用です。
また、両方ともシリカでコーティングされています。
健康と環境にこだわるブランド!
排水が生分解することをモットーに製造されているよ。
使用感を一言で言うと、
みずみずしいつけ心地で、白浮き皆無な日焼け止め
しっとりタイプの日焼け止めです。
手に出した時は、クリーム状なんですが、
肌に乗せると、「乳液かな?」と感じるほど、
みずみずしいつけ心地になるんです。
不思議。
日焼け止めじゃなく、
スキンケアしたてのように肌がうるおいます。
また、白浮きが全くありません。
単品使いなら、アンナトゥモールを使って頂くのが間違いないです。
同じくしっとりタイプのウェリナ(SPF30 PA+++)よりは、軽いつけ心地だったので、
UVカット効果・ウォータープルーフを重視するならウェリナ
軽い付け心地・日焼け止め単品で過ごしたい方はアンナトゥモール
をおすすめします。
②ナノ原料使用だけど、最終製品はノンナノ・紫外線吸収剤不使用・コーティングあり
次は、2製品ご紹介します。
1つ目のWELEDAはわたしが使った経験があるもので、
2つ目のnesnoは使ったことのないものです。
WELEDA(ヴェレダ)エーデルワイスUVプロテクト SPF38 PA++
【その他の特徴】
- 天然由来成分100%
- 石けんまたは洗顔料で落ちる
- 香料・合成保存料・鉱物油不使用(国際認証NATRUE取得のため)
- オキシベンゾン・オクチノキサート不使用
ヴェレダは、原料の段階ではナノ化酸化チタンが使用されています。
ですがコーティング処理がされ、
最終段階の製品の中には、ナノ粒子が含まれていません。
また、ステアリン酸とアルミナでコーティングされています。
ナノ粒子、
原料ではアリ→最終製品の中にはナシ。
使用感を一言で言うと、
ミルク状で塗りやすい、白浮きしない日焼け止め
テクスチャはゆるく、ミルク状。
手の甲に乗せるとタラーっと流れていきます。
そのため、非常に塗りやすい!
ムラになることもなかったです。
また、
液は真っ白ではなく、オフホワイトかな?
というくらい若干色がついています。
これが意外と良くて、全然白浮きしませんでした。
紫外線吸収剤不使用だと、
白浮きが気になる日焼け止めが多いですが、
「ミルク状で塗りやすい」×「若干色つき」というポイントが、とても使いやすかったです。
nesno(ネスノ)バランスディフェンス UV SPF23 PA++
【その他の特徴】
・石けんで落とせる
・無着色・無香料
・タール色素、界面活性剤、パラベン、シリコン、オイル不使用(旧表示指定成分不使用)
酸化チタンは、原料の段階では「100ナノメートル」程度の大きさですが、
製品の状態になると粒子同士が集合し、「100ナノメートルから50ミクロンメートル」の大きさになるそうです。
酸化チタンは、シリカでコーティングされています。(よくあるご質問より)
前章のヴェレダとの違いは、
【ヴェレダ】
- SPF38 PA++
- 50ml ¥2,530(税込)
- 若干色つき
【ネスノ】
- SPF23 PA++
- 50g ¥2,567(税込)
- 白色
というところが、ポイントになると感じました。
高SPFがいいか、少しでも低価格がいいか。
わたし自身は、
ネスノというブランドを知る前に、ヴェレダを手に取り、
もともと知っていたブランドなので日焼け止めも購入しました。
タイミングが良いと、
楽天セールで20%OFF&送料無料の時があるよ。
③ナノ粒子&紫外線吸収剤不使用・コーティング不明
最後に、
ナノ粒子と紫外線吸収剤はともに不使用ですが、
コーティングに関する情報を見つけられなかったものを4つご紹介します。
わたしは実際に使用していませんが、
商品説明やホームページから、
成分にこだわりが感じられる製品を選びました。
人と自然にやさしい日焼け止め SPF32 PA++
【その他の特徴】
- 石けんで落とせる(シメチコン配合注意)
- 合成着色料・合成香料・パラベン・アルコール不使用
- 宮古島産植物エキス ノニ果汁・ムツウサ・長命草配合
化粧品・健康食品に40数年の研究実績を持つ「コーモト化粧品研究所」が開発・製造された日焼け止めです。
特に、沖縄県宮古島産の植物を有効利用した製品作りにこだわっていて、
こちらには、
3つの植物エキス「ノニ果汁(保湿)・ムツウサ(抗炎症作用)・長命草(抗酸化作用)」が配合されています。
植物のチカラで安全性を高めているよ。
商品説明には、
わたしたちの皮膚だけでなく、
サンゴ礁や海洋生物への影響を考慮していることが明記されています。
植物の力を活用する会社だからこそ、
環境保護に積極的なのではないかと感じました。
ただひとつ、注意して頂きたいのは、
シリコン(シメチコン)が配合されている
ということです。
コーモト化粧品研究所のfacebookを見ると、
「石けんで、さっと落とせます」という記載があるのでクレンジング不要ですが、
シリコンが気になる方はご注意ください。
コーモト化粧品研究所 facebook投稿ページ👇
NaturaMoon(ナチュラムーン) ママ&ベビーUVミルク SPF22 PA++
【その他の特徴】
- 天然由来成分100%
- 石けんで落とせる
- 合成着色料・合成香料・石油系界面活性剤・鉱物油・防腐剤(パラベン、フェノキシエタノール)・アルコール不使用
ナチュラル生理用品で有名なナチュラムーンですが、日焼け止めもあるんです。
ナプキンだけじゃないんだ!
テクスチャはミルク状で、
商品画像を見るとかなりサラサラしているように感じました。
ナチュラムーンの製品は全て合成香料不使用なのですが、
ラベンダー花水を使用しているため、
ほのかにラベンダーの香りがするようです。
ナノ粒子・紫外線吸収剤ともに不使用なのはこちら👇
beplain(ビープレーン) クリーンオーシャン ノンナノマイルド SPF50+ PA++++
【その他の特徴】
- オキシベンゾン・オクチノキサート不使用
- 外箱・チューブは100%生分解性
韓国コスメブランドbeplainも、
成分にこだわった日焼け止めを出しています。
酸化チタン・酸化亜鉛については、
韓国国内の分析機関「韓国セラミド技術院」でノンナノ粒子分析テストを実施されています。
特に環境保護を意識したブランドで、
パッケージの箱は、100%サトウキビ由来の素材、
チューブは、「D2W生分解パッケージ」という素材が使われていて、
箱・チューブともに生分解性可能です。
成分&お値段だけを見ると、
先述の「人と自然にやさしい日焼け止め」と同じくらいのスペックだと思うんですが、
人と自然にやさしい日焼け止め→SPF32 PA++、
beplain→50+ PA++++なので、
高SPF&価格を重視する方には、こちらがより良いと感じました。
Qoo10のセール時に買えば、
さらにお得だよね。
韓国ブランドなので、Qoo10で購入できます。
50ml
Qoo10参考価格:¥1,990(税込)
※2023年1月時点
Amazon等はこちらから。
ノンナノマイルドだけ!
BOTANITY(ボタニティ) ジンクライトサンローション SPF50+ PA++++
【その他の特徴】
- 合成着色料・合成香料・パラベン・アルコール不使用
- オキシベンゾン・オクチノキサート不使用
- シリコン配合
BOTANITYも韓国のブランドで、
45年以上の伝統を持つアロエ専門メーカーの「ユニベラ社」が立ち上げたスキンケアブランドです。
日焼け止めは、ピンクがかったクリームで、
トーンアップ効果があります。
今回のテーマであるナノ粒子&紫外線吸収剤は不使用ですが、
シリコンが配合されている
のでご注意ください。
(ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコンなど)
日本正規代理店は、VISIONdirect(ビジョンダイレクト)です。
Qoo10、楽天市場で取り扱いがあります。
50ml
Qoo10参考価格:¥2,000(税込)
※2023年5月時点
まとめ
今回はナノ粒子・紫外線吸収剤不使用の日焼け止めについて、
製品の特徴と、わたしが使った感想をお伝えしました。
特徴別に分類すると、
①ナノ原料、紫外線吸収剤ともに不使用・コーティングあり
②ナノ原料使用だけど、最終製品はナノでない・紫外線吸収剤不使用・コーティングあり
③ナノ粒子、紫外線吸収剤ともに不使用・コーティング不明
↑タップすると、商品ページまで行けるよ。
いかがでしたか。
あなたの参考になる情報はありましたか。
わたし自身、
ナノ粒子も紫外線吸収剤も不使用の日焼け止めなんて、種類が少ないだろう・・・
って、予想して記事を書き始めましたが、
なんのなんの!
びっくりするほどたくさんあって、
これからの日焼け止め選びが楽しみになりました。
敏感肌スキンケアの未来は明るいな!
あなたへのおすすめに、
今回の姉妹記事「BBクリームレビュー」をご紹介します。
ぜひ合わせてご覧ください!
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