「MASSIVE・BATTERY 4って、よく聞くけど何に使えるの?」
と悩んでいるあなた!
こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。
これ、わたしがDTMプラグインを購入するとき、
本っ当に、困ったことなんです!!!
結局、
ドラムに使えるの?ベースに使うの?って、
使用用途が全然わかりませんでした!
なんでみんな理解早いの?
わたし、全然分からなかったよ・・・。
ですが、
どの楽器に使えるのかって、とても重要なことですよね。
今回は、
MASSIVE・BATTERY 4をまだ持っていない方
に向けて、
- どんな楽器に使えるのか
- どんな音楽ジャンルで使うべきか
使い方ではなく、
どんな楽器の音が出せるのか・どんなジャンルに合うのかについて、
記事にまとめました。
できるだけ難しい言葉を使わないでご説明します。
肩の力を抜いて、読んでくださいね。
わかりやすくまとめたよ!
BATTERY 4
使用用途
Native Instruments社の「BATTERY 4」は、
それぞれ、具体的に説明するね。
Native Instrumentsのホームページにも「ドラム・サンプラー」と表記してあります。
当時のわたしはいまいちよく分からなかったんですが、
これはつまり、
ドラムの打ち込みをする時に使えるし、
サンプラーとしても使えるよ。
という意味です。
「ドラムの打ち込みに使える」というのは、
MIDIキーボードなどで打ち込んだ音を、
BATTERY 4でキックやシンバルなどの音にすることができる、
ということです。
Studio Oneだとインストゥルメンタルトラックに立ち上げて、
MIDIを打ち込んでいくというのが基本の使い方だと思います。
👇🏻赤色のトラックが、BATTERY 4のトラックです。
次に「サンプラー」について。
まず、サンプラーというのは、
音源を「取り込み・再生」するための機器やソフトウェアのこと
です。
うーん、ちょっとイメージしづらいですね・・・。
「取り込んで・再生」できるというのがポイントで、
自分の持っている音声ファイル(wavなど)も、
MIDIキーボードで演奏できるようになります。
こういうのも取り込める👇🏻
例えば、
キックの音声ファイルを他サイトでダウンロードして、
BATTERY 4に取り込めば、
この鍵盤弾いたらBATTERY 4の音。この鍵盤弾いたら自分のキックの音。
というように同時に演奏できるようになります!
赤枠が、音声ファイルを取り込んだもの。
青枠は、BATTERY 4の音色👇🏻
つまり、
音声ファイルさえあれば、取り込んでMIDIキーボードで弾けちゃう!
これがBATTERY 4の「サンプラー」としての働きです。
向いている音楽ジャンル
BATTERY 4は、
と感じます。
BATTERY 4のプリセット*を見ると、
エレクトロ、ダンス、Hip Hop、テクノ、ファンクといったものが多いです。
*最初からBATTERY 4に用意されている、ドラム全体音のオススメの組み合わせ
生ドラムの音もありますが、
BATTERY 4は、一つ一つの音が独立しています。
実際のドラムは、
例えばスネアのマイクにも、キックの音やハイハットの音が混じっていたりするように、
ドラムセット全体の音を表現できますが、
BATTERY 4は、それが無いです。
多少設定を変えることもできると思いますが、
最初から設定されている、
Addictive Drums 2のようなものの方が使いやすいので、
XLN Audioホームページへ👇
わたしは、
生ドラムの音を使う時はAddictive Drums 2、
EDMを作りたい時はBATTERY 4、
と使い分けています。
Native Instruments社HP:BATTERY 4の製品ページへ👇
デモ版もあるので、無料で使ってみてから購入もできますよ👇
(デモのため動作に制限があります)
MASSIVE
使用用途
「MASSIVE」は、
まず、MASSIVEは「ソフトシンセ」です。
わたしが1番混乱したのは、ここでした。
シンセ音源とか、シンセプラグインとか、
いろんな名前で呼ばれていてめちゃくちゃ混乱しました。
ですが、結局何ができるのかと言うと、
MASSIVEは、
DAWで打ち込んだMIDIを、ベースやシンセサイザーの音にすることができます。
ベースはイメージしやすいかもしれませんが、
シンセサイザーは、
いろんな音がありすぎて、しっかりイメージしにくいですよね。
これは、Native Instrumentsのデモ音源を視聴してもらうと分かりやすいと思います。
👇Native Instruments社HP
デモは「ビデオとサウンドサンプル」の部分にあります。
特にMASSIVE Demo5-LeadとDemo6-Padを聞くと、
特徴が分かりやすいです。
本当に多種多様な音が出るんですが、
デジタル系のエレクトロニックな音が得意だと思います。
「ファーン」って後ろの方で鳴っているストリングスや、
「ピコピコ」ゲームみたいなメロディ、
という音楽的にも使えるし、
風の音、ノイズ、レイザーサウンド(キュイーン・シュワワワワって駆け上がる音)
などの効果音も作れます。
極端な言い方になってしまいますが、
オーケストラ等リアルな音以外なら、どんな音だってMASSIVEで作れる!
と思います。
リアルな音も作れるとは思いますが、
プリセットもElectricやDigitalと付くものが多いし、
1から音作りする場合もエレクトロニックな音の方が作りやすそうです。
そのため、
MASSIVEでシンセサイザーの音を作るなら、
メロディから効果音まで幅広く、
エレクトロニックな音作りがしやすいと思います。
向いている音楽ジャンル
クラブミュージックといっても本当にたくさんの種類がありますが、
もともと入っているプリセットを見ても、
ダンス/トランス
テクノ/エレクトロ
レゲエ/ダブ
ハウス
(実際はすべて英語表記)
といったものが多く、
自分で音作りする場合も、
デジタル寄りのエレクトロニックな音が作りやすいと思います。
わたし自身、「Xpand!2じゃEDM作れないなー泣」
って思ってMASSIVEを導入しました。
AIR Music Technology社「Xpand!2」👇🏻
結果、クラブミュージックに使える音がたくさんあるので、
MASSIVEを使うと「おお、しっくりくる!」って感じます。
今ではベースも、LeadやPadもMASSIVEを使うので、
MASSIVEが無くなったらホントに何もできなくなります!笑
必需品です!
毎回使ってるよ。
わたしが購入するとき、
MASSIVEは定番すぎる・古いっていう意見を聞きましたが、
定番だからこそ、
パッと聞いて「あっ、クラブミュージックだ」って分かりやすいので、
わたしはむしろ便利だと思ってます。
Native Instruments社HP:MASSIVEの製品ページへ👇
デモ版もあるので、無料で使ってみてから購入もできますよ👇
(デモのため動作に制限があります)
まとめ
今回はNative Instruments社の
「BATTERY 4」「MASSIVE」について、
使用用途と、おすすめの音楽ジャンルについてご紹介しました。
BATTERY 4は
「ドラムの打ち込み」と、「サンプラー」として使えて、
EDM、テクノ、エレクトロなどの「クラブミュージック」に強い。
MASSIVEは、
「ベース」と「シンセサイザー」の打ち込みに使えるソフトシンセであり、
「クラブミュージック」に強い。
それぞれこのような特徴があると感じます。
わたしも以前は、
BATTERY 4と、MASSIVEの違いもよく分からなくて、
「2つとも買ったら無駄かな?」って思ってたんですが、
全然無駄じゃなかったです!!!
両方ともめっちゃ使ってます!
「クラブミュージックに使いやすい」というのは共通していますが、
それぞれ用途が違うので、どちらも普段使いするプラグインです。
おわりに
いかがでしたか。
皆さんの悩みを解決できる情報はありましたか。
わたしもまだまだ勉強途中ですが、
わたし自身が解決したこと、
オススメしたい!って思えるものを
どんどん共有していきますので、
みなさん、一緒に音楽を楽しんでいきましょう!
わたしのDTM機材紹介(接続方法あり)👇
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楽しんでいこう!
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