こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。
わたしは昔から「大人になりたくない」って思ってました。
どうせ大人って、
すぐ他人を否定して、
イヤイヤ会社に行って、
波風立たないように生きてるんだろうな。
って、思ってたからです。
ですがある日、
作曲の先生から頂いたメールを見て、
「こんなステキな大人っていたんだ」
って、感動したので
今回はその話をさせてください。
先生から頂いたメール
作曲には、ミックスという工程があります。
わたしはこれが難しくて、
以前は2年くらいかかっていたんですが、
先生のお陰で、
1ヶ月半に短縮することができました。
ですが、生徒の中で、
「2日」で作業が終わっちゃう人がいて、
わたしは引け目を感じていました。
他人と比べて、落ち込んでたんだ。
だから、先生に
「2日でやっちゃう人もいるのに、
私なんかが、成長したって言えるんでしょうか」
ってメールしてみたんです。
すると、次のように返してくださいました。
他人と比較することはあまり意味がないですが、
逸さんのように「過去の自分より、16倍早くなった」という、
自分との比較はとても希望になると思います。
感動・・・感動しました。
過去の自分と比べればいい。という言葉に勇気づけられたし、
こうやって、
「自分の考えを話してくれる大人」が、
この世に居たんだ!
って、手が震えるほど感動しました。
この世に、まだ希望があったんだ。
自分の考えを持つって、なかなか難しい
先生のように、
自分の考えを持った大人になりたいけど、
それって、なかなか難しいですよね。
「他人と比べて引け目を感じる」
と言われたら、
きっと多くの人は、
「人それぞれ得意・不得意があるからね」
または、
「逸も頑張って!きっと上達するよ。」
って、言うと思います。
なんだろう…。
自分の考えっていうか、
どこかで聞いたことあるフレーズを、
そのまま言っている感じがします。
先生みたいに、
「他人と比べるより、
過去の自分と比べると良いよ」って、
自分の中で考えて、
それを言葉にしてくれる人は、とっても少ないです。
自分の考えを言うって、なかなか難しい。
先生みたいな大人になりたい
先生と他の人と何が違うんだろう。
特別なところって、なんだろう。
って考えた時に、
先生って、「めっちゃ挑戦する人」なんです。
例えば、
- カナヅチだったけど、25歳で一念発起して、プールに通い始めた。
- 一度就職したけど、音楽で生きる決心をして、28歳で仕事を辞めた。
このように、
「言い訳せずに、やりたかったことを始めるところ」が
特別なところだな、と感じます。
こう思うと、
冒頭の、わたしが嫌いな大人は、
「挑戦したことがない大人」のような気もします。
「普通の人はこうするんだよ」とか
「現実ってこんなもんだよ」とか
屈折したことを言う人って、
そういえば、みんな
「挑戦しない人」でした。
どんな大人が思い浮かびますか?
挑戦する姿勢を取り入れる
挑戦って・・・
じゃあ、何から始めたらいいんでしょうか。
わたしは、
小さい挑戦をするのがいいと思います。
小さければ小さいほどいいです。
習慣作りの技法で、
最初の一工程だけやってみるという方法があります。
例えば勉強なら、
教科書を1行だけ読む、など。
おそらく、1行だけじゃなく、2行3行続いて読めますよね。
簡単なことから始めると、
勢いがついて、もっと先のことまで進められます。
いくつか挙げてみます。
- 気になっていたカフェに入ってみる。
- 外食する時に、いつもと違うメニューを選ぶ。
- いつもと違う道で、学校or職場へ行ってみる。
- オススメされたアプリを使ってみる。(地図アプリ、画像編集アプリなど)
- 旅行代理店で海外旅行のパンフレットだけもらってくる。
- ギター教室の無料体験講座に参加してみる。
など、
やりたかったことの「ステップ1」だけやってみるというイメージです。
今日小さい挑戦をする。
明日も小さい挑戦をする。
そうやって、
身体を挑戦に慣れさせると、
少しずつ大きな挑戦もできるようになります。
これは、
「スポーツの構え」をイメージしてみてください。
野球でも卓球でもテニスでも、
少し足を曲げて、体勢を低くした状態で構えます。
(小刻みに揺れたり、小さく足踏みしておく場合もありますね)
棒立ちで突っ立っていたら、
ボールが来たぞ!って時に
なかなか反応できない。
でも足を曲げて、
身体を準備しておけば、
近くに来たボールは、ちょこっと動くだけで取れるし、
遠くに行った時も、すぐ走れるからボールに追いつける。
小さい挑戦をちょこちょこして、
身体を準備しておくと、
大きい挑戦も、取り組みやすい。
「もう○○歳だから」
「他に上手い人いるから」
って言い訳しづらくなると思うんです。
ステキな大人になろう
大人になるのは避けられない。
それだったら、
ステキな大人になろう。と思うんです。
ステキな大人になるには、
自分がステキだと思う人の、
特別なところを取り入れること。
特別なところとは、
その人と、他の人が違うところです。
それを小さいことからやる、
むしろその方が、始めやすくて続けやすい。
だんだん進んだことができるようになり、
その効果も大きくなっていくはずです。
言い訳ばかりする大人になるのは嫌だけど、
「ステキな大人」になるのは、
きっと楽しいことだと思いますよ。
ステキな大人、なら
大人になるのも悪くないな。
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