「人に聞かず自分で調べろよ」って、ずっとずーっと違和感あるよ【正しく質問すれば問題なし】

人間関係

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逸

こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。

よく、

「人に聞くんじゃなくて、自分で調べろよ」って言う人がいますが、

いやいや、きっと自分でも調べてるでしょ。

なんで怒ってるの?

って思うんです。

幸い、わたしは直接言われたことはありませんが、

誰かが言われるのを聞いたり、

TVで見たりして、

「いや聞いていいはず!」

ってモヤモヤしていたので、

今回記事にしてみました。

逸

モヤモヤ、なくしていこう!

結論

最初に結論をお伝えします。

新しいことを学ぶ時、

人に聞くのは、やっていいことです。

わたしは、

「人に聞く」というのも、

調べる方法の1つだと思います。

むしろ、

わたしたちが早く成長することで、

相手にもメリットがあるんです。

部活だったら、

早く上手くなった方がチームが強くなりますよね。

会社だったら、

より多くの業務が担当できるようになり、

先輩・上司は負担が減って嬉しいわけです。

「人に聞く」って、

上手にやりさえすれば、

相手にも良い影響があると思うんです!

実際「自分で調べろ」って言われた方も、

本やネットで調べてるけど、

直接聞いたら、新たな気づきがあるかも!

って、考えたんじゃないでしょうか。

逸

そういう人が多いはず。

今回は、

「自分で調べろ」って言う人が何を考えているか

そして、

聞く側のわたしたちの課題と対策

についてお伝えしようと思います。

「自分で調べろ」という人が考えていること

4つの心境がある

「自分で調べろ」と言う人は、

どんなことを考えているんでしょうか。

これは4つに分けられると思います。

  1. 忙しくて教える時間がない
  2. 教えるのが苦手
  3. 教えるのが面倒
  4. 自分がやったことは相手もやるべきという精神
逸

1つずつ見ていこう。

忙しくて教える時間がない

まず、

自分のことで手一杯な人に聞いても、答えが返ってこない気がしませんか。

部活だったら、

大会を控えている選抜選手の先輩。

会社だったら、

いくつも大口を任されて、毎日残業してる先輩など。

そういう人に質問すると、

忙しくて、質問に対応している時間がない

という理由で、

自分で調べろと言われることがあります。

逸

教える時間がない!

これは、気持ちがわかる気もしますよね。

自分で調べろじゃなくて、

「忙しいから、教えてる時間ないよ」って言ってくれれば良いんですけど、

忙しくて、心の余裕がないのかもしれません。

教えるのが苦手

やるのが上手い人=教えるのも上手い人

とは限りません。

やるのが上手くても、

教えるのは苦手って人は多いです。けっこう多いです。

こういう人は、

上手く教えられず信頼を失うのが怖い

と思っています。

まず、

誰かに教えるのって難しいんです。

例えば、

卵焼きを作れても、

その作り方を説明するのって、難しいと思いませんか?

卵2個をボウルに割って、

箸でかき混ぜて・・・

混ぜるっていっても、切るように混ぜるんだよ。

切るようにっていうのは、箸をボウルの底につけたまま上下に往復させるように・・・

って、めっちゃ大変です。

卵焼きを作れることと、

説明できることは別問題。

同じように、

やるのが上手くても、教えるのは苦手。

ってことは充分考えられます。

逸

そういう人はけっこういるよ!

また、

無意識にやっていて言葉にするのが難しい場合もあります。

よく、「感覚でやっている」って言う人もいますが、

上手い人は、

頭の回転がものすごく速いので、ほぼ無意識でやってたりします。

だから、言葉で説明しにくいのかもしれません。

逸

無意識だから、説明しづらい。

教えるのが難しい。

無意識を言葉にするのが難しい。

どちらにせよ、

上手く教えられなかったら、

「この人普段はすごいのに、教えるの下手だな」

ってガッカリされるかもしれません。

でも、「教えるの苦手」って言いにくいですよね。

だから、

上手く教えられず信頼を失うのが怖いという理由で、

自分で調べろって言う人もいます。

教えるのが面倒

これはとても残念な考え方ですが、

ただ教えるのが面倒、という人もいます。

ですが、

この場合の「自分で調べろ」は、ただの言い訳です。

前の章で、

教えるのって難しい!とお伝えしたように、

教えることは、

頭を使うし、時間もかかるし、

とても手間です。

でも教えるのが手間。ってそのまま言うと、

「いいじゃん、ケチー」

「冷たい人だ」

って言われるので、

そういうことは、人に聞くもんじゃない。自分で調べるんだよ!

って、名言チックに言っているだけです。

逸

勝手に言葉を作らないで欲しい。涙

こういう理由で

「自分で調べろ」と言われることもありますが、

ただの言い訳なので、

全く気にする必要ありません。

こう言う人はとても不真面目なので、

周りからの信頼も低いのではないでしょうか。

自分がやったことは相手もやるべきという精神

わたしが苦労したんだから、

あなたも苦労するのがあたり前でしょ。

という考え方です。

これは、

残念を通り越して、本当に酷い考え方です。

体育系部活でよくあることかもしれません。

わたしは中学時代テニス部だったんですが、

「わたしたちも先輩たちにシゴかれたから、後輩も同じように苦しむべき!」

っていう人が多かったんです。

逸

ひ、ひどい・・・。

これは、

「自分ばかり苦しむなんて不公平だ」という気持ちの表れだと思います。

でも、だからと言ってお前も苦しめというのは間違っています。

正しい考え方は、

わたしが苦しかったから、これからは苦しまない時代を作ろう

ではないでしょうか。

ギター弾いていても、

「オレは、見よう見まねで練習したんだ。自分で調べるから意味がある」

って言う人いますが、

本当に考えが浅いというか、

言ってて恥ずかしくないのかな?

って思います。

逸

今、令和だよ?

ギターでも、スポーツでも、仕事でも、

見て覚えるってめちゃくちゃ効率悪いです。

いつまでもそんなことしてるから、

ギター人口は全然増えないし、

部活も県大会に行けないし、

仕事だって業務のミニマム化ができず、

「なんか毎年毎年やること増えていく」

ってストレスになるんだよ!

と、泣きたい気持ちになります。

わたしも自分で調べたんだから、

あなたもやりなさいという人は、

せっかく調べる苦しみを知っていて、

助ける力もあるのに、もったいないなと感じます。

「人に聞かず自分で調べろ」は格言じゃない

以上、4つの心境をご説明しましたが、

「自分で調べろ」という言葉の裏には、

教えてる時間がない。

教えるの苦手なんだ。

など、相手の気持ちが隠れていましたね。

それをそのまま言うと、

冷たい人、教えるのが下手など、

自分の印象が悪くなるため、

「自分で調べろ」という言葉で置きかえています。

つまり、

「人に聞かず自分で調べろ」ってのは格言でも何でもありません!

教えたくない人のただの気持ちです。

だから、

人に聞いてはいけない。って考える必要はありません。

むしろ、

聞くべきことは正しく聞いて、

早く成長してチームに貢献した方が、成果が大きいと思います。

逸

人に聞いて良し。

ここで注意したいのが、

反対に、

わたしたちが間違った聞き方をしている可能性もあります。

自分に当てはまっていないか、チェックしておきましょう。

こんな聞き方してない?4つの間違った聞き方とその対策

間違った聞き方とは

人に聞くこと自体は悪いことじゃありませんが、

聞き方が悪いと、

相手が迷惑したり不快な気持ちになって、

その結果「自分で調べろ」って言われることもあります。

間違った聞き方も4つあります。

  1. 聞くタイミングが間違っている
  2. 聞く人を間違っている
  3. 聞く姿勢が間違っている
  4. 1から100まで教わろうとしている

聞くタイミングが間違っている

これは、

忙しい時・イライラしている時など、

相手の余裕がないタイミングで聞いてしまうことです。

わたしも新入社員の時、

先輩が書類の数を数えている時に質問してしまい、

お叱りを受けました。

今では、そんな非常識な時に質問なんて考えられませんが、

その時は、

聞くタイミングが間違っていたことに気づきませんでした。

逸

情けない!

ですが皆さんは、

「相手の状態を確認してから聞く」

ことをぜひ守ってください。

具体的には、

相手を5秒観察してから話しかける。

というのが役立つと思います。

その間に、

相手がどんな作業をしているか確認します。

そしてひと言、

「今質問していいですか?」と聞いて話し始めましょう。

わたしは、

お客さんを待たせている時だけは、

たとえ先輩が忙しそうでも質問しますが、

その時でも、

必ず一呼吸置いて、

相手の状態を確認してから話しかけています。

いきなり話しかけず、

相手の様子を観察して、

「今質問しても良いですか?」と、聞いてから質問する。

聞く人を間違っている

簡単に言ってしまうと、

上手い人じゃなくて、教えるのが好きな人に聞こう

ってことです。

先程の「上手くても教えるのが苦手」という話でもお伝えしたように、

やるのが上手いことと、教えるのが上手いことは全く別です。

例えばギター教わりたい!と思って、

弾いてみた動画を投稿してる人にDM送っても、

多分返信来ないと思います。

でも、ギター講座を投稿している人だったら、

返信もらえる確率がグッと上がります。

このように、

質問したいことがあれば、

普段から誰かに教えている人に聞くようにしましょう。

友達や同僚に、

分からないことっていつも誰に質問してる?

って聞いてみてもいいですね。

ただ上手い人ではなく、

普段から誰かに教えている人に質問する。

聞く姿勢が間違っている

みなさん、聞く時にメモ取ってますか?

もしかして、

他事しながら聞いていませんか?

よく「同じこと何回も聞くな」って言う人がいます。

一度で覚えられるわけないので、

何回か聞くことは悪くないと思いますが、

メモを取らない、

よそ見をして聞く、

飲みながら食べながら聞く・・・

こんな姿勢だったら、

「何回も聞くな」と言われても仕方ないと思います。

他事せず、できればメモを取りながら聞きましょう。

(紙でもタブレットでも構いません。)

わたしたち人間は、

次の日には7割以上のことを忘れてしまいます。

これくらいいいや。と思っても、

メモを取っておくと良いですよ。

質問する時は、

他事やよそ見をせず

メモなどを取りながら、集中して聞く。

1から100まで教わろうとしている

これは、

根掘り葉掘り質問して、相手にうっとおしがられる。

ということです。

例えば、

先輩に「そのラケットかっこいいですね。どこのメーカーですか?」

って聞くだけなら、きっと教えてくれるでしよう。

でも、

「どこのメーカーですか?」

「いくらでしたか?」

「どこで買ったんですか?」

「PayPay使えました?」

「あ、PayPayってポイントつかないんでしたっけ?」

と質問攻めにしたら、

イライラして、

「自分で調べろよ!」

って言う人もいると思います。

PayPayなんて、

自分で調べればいいことですね。

コツは、聞きたいことを絞っておくことです。

その場で思いついたことを質問し続けると、

自分で調べることまで、

相手に聞いてしまう危険があります。

そのため、

聞きたいことは3つ位に絞って、サッと質問しましょう。

そこで分からないことが出ても、まずはスマホで調べる。

調べて分からなければ、また次の日に質問する。

というように、

「質問」と「自分で調べる」を組み合わせてみましょう。

思いつきでダラダラ質問せず、

要点を絞って質問し、新たな疑問はまず自分で調べる。

分からなければ、次回質問する。

まとめ

今回は、

「人に聞くんじゃなくて、自分で調べろ」という言葉について、

そう言う人の心境と、

聞く側のわたしたちの課題

についてお話しました。

この言葉を使う人は、

  1. 自分のことで手一杯で教える時間がない
  2. 教えるのが苦手
  3. 教えるのが面倒
  4. 自分がやったことは相手もやるべきという精神

という、

教えたくない気持ちを、

「自分で調べろ」という言葉で置きかえています。

人に聞くことは、

自分を早く成長させることにつながり、

教えて頂いた人やチーム全体に貢献できます。

そのため、

人に聞くことは悪いことではありません。

しかし、

  1. 聞くタイミングが間違っている
  2. 聞く人を間違っている
  3. 聞く姿勢が間違っている
  4. 1から100まで教わろうとしている

というように、

聞く側のわたしたちに課題がある場合もあります。

この課題は、それぞれ

  1. 聞く前に一呼吸置いて、相手の状態を確認する
  2. 上手い人・デキる人ではなく、普段から誰かに教えている人に聞く
  3. 他事せず、メモを取って聞く
  4. 要点を絞って聞く

このように、対策してみてください。

何度も言うようですが、

人に聞くこと自体は悪いことではありません。

先日、テレビの街頭インタビューで、

「教えられなくても、見て覚える新人が入社して欲しい」

って言っている人を見て、本当にモヤモヤしました。

教わらなくてもできるって、

優秀を通り越して、バケモンですよ。汗

確かに、

自分で調べる。先輩を見て真似る。

ことも必要だと思いますが、

100%自力でやるのは不可能だと思います。

相手の気持ちを考えながら、

正しく質問して、

早く成長していきましょう。

逸

最終的に、チームのためになるからね!

わたくし逸は、

この他にも前向きになれる記事を発信しています。

ぜひ参考にして頂き、

一緒にストレスフリーな毎日を目指しましょう!

逸

ストレスフリーになろう!

人間関係 日々のモヤモヤ
逸

作曲家・ギタリスト

「親子の悩みがあっても、必ず前向きに生きていける!」

中高生の進路選択で大モメ→両親と分かり合えないことがコンプレックス。
でも音楽・ギターに出会えたおかげで、こんなに笑顔でいられます🐨🎸

ブログでは、
「あなたが、あなたの人生を生きる」ためのアイデアを発信しています。

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コメント

  1. そう より:

    言いたいことはなんとなく分かるけど、ググれば2秒で分かるような事でも構わず他人に聞く(相手の時間を奪う)ような人はムカつきますね。
    自分で調べるって昭和だろうと令和だろうといつの時代も大事な事ですよ。辞書引く、本読む、時にはググったり、事前にお伺いを立てて知識のある方にご教授いただいたり(いきなり質問攻めにするのは失礼です)。解を見つける途中で思わぬ知識が得られたりもしますし。自分で試行錯誤する事なく最初から正解だけを学ぼうとするのはテストではいい点取れても学びにはなっていない典型的なパターンだと思います。興味がある分野ならせめて一度は自分で調べろと。
    効率がどうとか言ってる時点でサラッとした上辺の知識だけ欲しいのが丸分かりだし、そんな人に時間なんて割きたくありませんよ。反射で答えられる範囲内の質問(時間や曜日とか)なんかは違いますけどね。

    • 逸 より:

      そう 様
      コメントありがとうございます。
      貴重なご意見を頂き、大変勉強になりました。
      コメントを拝見して、誠に勝手ながら、
      そう様は、「誰かから身勝手な質問をされて作業の手を止められた」そんなストレスを感じた経験がおありなのかなと感じました。
      そうでしたら、大変辛い思いをされたことでしょう。
      今回は「誰かから突き放されて傷ついている方」に向けて記事を書きましたので、そう様のお悩みを解決できず、大変申し訳ありません。
      また記事の中に、そう様を傷つける表現があったかもしれません。重ねてお詫び申し上げます。
      そう様のコメントからは、記事を最後まで読んでくださった丁寧なお人柄を感じました。本当にありがとうございます。
      今回はそう様のお役に立てず、申し訳ありません。
      貴重なコメントをありがとうございました。

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