「親に言われた言葉がトラウマになっている」
「失敗やトラブルがあるたびに思い出して苦しい」
と、お悩みのあなた。

こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。
悲しい言葉って、ずっと心に残りますよね。
何年・何十年前のことだとしても、
それが親の言葉。
・・・自分と一番深いつながりのある人からの言葉なら、
忘れられないのは、
何もおかしいことではないと思います。
わたしも以前は、
家族をテーマにした映画さえ見られなかった時期がありましたが、
今では過去を受け止め、
未来に希望を持てるようになりました。
今回は、
そんなわたしの経験をお話しながら、
みなさんの心が元気になれるアイデアをお伝えします。

希望が持てる内容になっているよ。
わたしにも、忘れられない言葉があります。

わたしは、親と進路選択で揉めていたんですが、
なかでも音楽の専門学校に行きたいと言った時、
「そんなことをさせるために、ここまで育ててきたんじゃない」
という言葉が一番苦しかったです。
子供を道具だと思っている、そんな人間がわたしの親なんだと知り、
自分の血液さえも汚く感じたのをよく覚えています。

怒りで震えたよ。
いや、まあ今では、
「じゃあ何のために育てたんだー?老後のためかー?」
って言い返せるんですけど笑、
当時中学生のわたしには、そんな余裕がありませんでした。
感情は、誰とも比べなくていい。

話を進める前に、いちばん強くお伝えしたいのは、
あなたが悲しいと感じたことは、悲しいと言っていい
ということです。
テレビやSNSを見て、
不安になることがあるかもしれませんが、
あなたの感情は、誰とも比べる必要がないと思います。

「悲しい」と感じていいよ。
嬉しい、悲しいという感情は、
誰かと比べて「良い・悪い」を決めるものではないはずですし、
感情だって、
あなたの身体と同じくらい大切なものだと思います。
「悲しい」って、マイナスに感じるかもしれませんが、
悲しいという感情を認めることは、
自分自身を大切にすることにつながります。

感情もあなたの身体の一部だよ。
頑張らなきゃと思うのは、もちろん素晴らしいことではありますが、
心に傷がある状態で、
さらに負荷をかけなくてもいいと思いますよ。
ぜひ今は、
悲しいと言うことを、ご自分に許してあげてください。
嫌なことがあるたびに思い出すのをなくしたい方へ。

親の言葉がトラウマというのは、
「一番理解してほしい存在から言われたから、よけいに辛い」
という側面があると思います。
一番身近な存在だから、
今すぐ何とかしたい!と感じるかもしれません。
ですが、わたしは、
一度、外に居場所を見つけてから、また親に戻って来よう
と考えてもいいのではないかと感じます。
居場所を見つける、とは?

ここでいう居場所を見つけるというのは、
「家族以外で自分と意見が合う人を見つける」ということです。
ここで、
「えっ、親との問題を置いておくの?」
と思った方がいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、身近な存在を後回しにするようで抵抗を感じるかもしれません。
ですが、皆さんにどうしてもお伝えしたいのは、
居場所が少ないと、自分の世界に絶望してしまう
ということです。
わたしは中高生の頃が最も暗黒期で、
家と学校の往復だったので、
親に否定された時、世界からも否定されたように感じてしまいました。

悪い方へ悪い方へ考えてしまったよ。
冷静に考えたら、そんなわけないですよね。
親だって100%正しいわけじゃないし、世の中には色々な考えを持つ人がいます。
ですがわたしがそう思えたのは、
一度家族から離れて、外の世界に救いを求めたから
だと思います。
親子関係に悩んでいるのに、
親以外の人々の考え方を知らないと、
心に余裕が持てず、
冷静に親と向き合うことは難しいです。

落ち込みやすくなってしまうよ。
だから、
心が元気になったら戻って来ればいいから。と思って、
「親の問題をひとまず置いておくこと」
を自分に許可してあげてください。
心が元気になれば、難しい人間関係も対処できます。
まずは、あなたの心が健康になることが一番大事です。
いきなり人と関わらなくてもいい。

ここで、
「居場所を見つけるというけど、人と関わること自体が不安」
と感じる方もいらっしゃると思います。

「怖い」って感じる方もいるよね。
ですが、
ここが今回一番お伝えしたいことなんですが、
居場所を見つけるのに、いきなり人と関わらなくてもいい。
と感じます!
わたし自身、
人付き合いが得意な方でもないので、
初めから誰かと交流したわけではありません。

←好きなものがほとんどインドア。
わたしの場合、
「小説など→ギター→ギター仲間に出会う」
という順番で居場所を見つけ、少しずつ心が立ち直っていきました。

はじめの方は人じゃなくて、
「もの」に触れていたよ。
共感できるものに出会えると、自分の考え方に自信がつく

わたしたちは、
直接人と出会わなくても、
作品を通じて「作者の人間性」を感じることができます。
わたしも心の傷が深い時期は、小説を読んで、
この人も、わたしと同じ考えだ。
本を出版するほどの大人のひとが、こう言っているんだ。
わたしは間違っていない、一人ぼっちじゃないんだ。
って、本に書かれた言葉にしがみついていました。

海外ファンタジー小説ばっかり読んでた。
ですが、
共感できるものにある程度出会えると、
自分の考え方・感じ方に自信がついてくるんです。
心のどこかで「わたしの考え方がおかしいのかも」と思っていたものが、
こう考えていいんだ。
わたしにも合う世界があるんだ。
と安心できるようになりました。
なかでも『デルトラ・クエスト』が大好きで、
「誰かがやるだろうじゃなくて、僕が世界を救うんだ」という、
主人公リーフの姿に励まされました。

その他、
映画・アニメ・歴史など、
手に入るものはジャンルを問わず見ていたよ。
またわたしの場合は、
「ギター」に出会ったことで、より前向きになれました。

こう言うと、
「ギター、ギター、逸はそれしか言わないね」
という声が聞こえてきそうですが笑
ギターはただ楽しいだけでなく、
自分の成長が感じられ、自信につながります。
わたしが親子関係に悩みながらも、わりと楽観的なのは、
ギターに出会ったおかげだと感じます。
興味がある方は、
ぜひわたしと一緒にギターを楽しみませんか?

待ってるね!
心を回復&強くすると、客観的にとらえられるようになる

このように、
いったん親の問題から離れて、心を回復&強くしたことで、
「40年・50年生きてきて、そう簡単に人って変わらないよね」
と、親のことを客観的にとらえられるようになりました。
わたしはずっと、
「親を説得したい・認めて欲しい」って思っていましたが、
親にとっては、
今までの人生を否定することになるかもしれないし、
わたし自身、
「50歳になって、考え方を180度変えろと言われてもできないかもしれない」
と感じたんです。
それからは、
分かるところだけ、分かり合えばいいよね。
親も自由でいいけど、その分わたしだって自由でいればいいよね。
と考えるようになりました。

お互い自由で良いはずだよね。
家族なのに・・・と感じるかもしれませんが、
むしろ、
家族だから分かり合わなきゃいけない!と信じ続けることで、
少しの違いも許せなくなってしまうのではないでしょうか。

その方が危険かもしれないね。
「わたしたちは、お互いの自由を認められるから、愛のある関係になれる。」
わたしはそう感じます。
おわりに
いかがでしたか。
参考にして頂ける言葉はありましたか。
冒頭でお伝えしたように、
親の言葉が忘れられないのは、何もおかしいことじゃありません。
あなたの感情は、
あなたの身体と同じくらい大切ですし、
痛みがあるからケガの治療ができるように、
悲しいと思うから心の傷も治していけると思います。
ただ、焦って解決するのではなく、
家族以外で共感できるものを見つけ、
あなたの心が元気になることを最優先してください。
そうすれば、
傷ついた心が回復し、また強くなり、
いずれ冷静な気持ちで、
親御さんと向き合えるようになるはずです。

ゆっくり、解決していこう。
ここまでお読み頂き、本当にありがとうございます。
よく、冷たい言い方をする人に対して、
「今まで辛い思いをしたんだろうね。」
という言葉を耳にします。
昔のわたしは、これが怖くて怖くて、
親が嫌いな自分は、
冷たい、思いやりのない人間になってしまうんじゃないか。
といつも不安でした。
ですが大人になった今では、
冷たい人は辛い経験をした人ではない。
本当に辛い時に、誰にも助けてもらえなかった人だ。
と思っています。
親の言葉だけで人生は決まりません。
この世界には、いろんな考えの人がいて、
楽しいこと、美しいもの、
そしておいしいものがたくさんあります笑!

世界は広い😋
わたくし逸は、まだまだ未熟者ですが、
皆さんと一緒に明るい生き方を考えていきたいと思っています。
今後も元気になれる情報を発信していきますので、
他の記事もぜひご覧くださいね!

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