「親子の悩みは、前向きに解決できる」
今でこそ、
こうやって情報発信できているわたくし逸ですが、
「こんなに苦しいのは親のせいだ」
「もっといい親だったら、幸せになれたのに」
と、親を憎んでいた時期がありました。
こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。
今のようにブログを書けるようになったのは、
色々なきっかけがありますが、
なかでも、
漫画家の山田玲司先生に出会ったことで、
わたしの「人生のスイッチ」が大きく切り替わりました。
大きな転機のひとつ!
山田玲司先生は、
代表作に、週刊ヤングサンデーで連載された『Bバージン』『絶望に効くクスリ』などがあり、
「人間の内面や社会への疑問」を、
多く作品に盛り込んでいらっしゃる漫画家ですが、
わたしは、
数年前にYoutubeで見た「惑星直列」のお話が非常に衝撃的で、
自分の魂の中にあった、
慢性病のような「親への憎しみ」が、
一瞬にしてパァァ・・・!と浄化されたのを感じました。
ポーション、エリクサー、惑星直列論!
▼こちらの動画(あとで詳しくお伝えします)
今回は、
わたしが「親との間で苦しんだ経験」にも触れながら、
心を救ってくれた「山田玲司先生の言葉」を共有します。
ぜひこの記事を参考にして頂き、
あなたらしい毎日を過ごしてくださいね!
ずっと「家族運がない」と思って生きてきた
「親子の悩み」といっても、
皆さん色々なきっかけがあると思いますが、
わたしの場合は「進路選択」の時期に、
音楽の専門学校に行きたいわたしと、
大学へ進学してほしい親とで、揉めに揉めたことから始まりました。
中3頃から始まったかな。
今では、
確かに音楽って特殊な業種だし、
子どもが「やりたい」と言ったからといって、
手を尽くしてくれる親が、この国に一体何%いるんだろう・・・。
って冷静になれるんですが、
わたしの家族に限ったことじゃないよね。
当時10代のわたしには、
お父さんもお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも、
ひとりも味方が居なかったのが、非常にしんどかったです。
それ以降、
「もっと理解のある親だったら、今ごろわたしは幸せになれていたのに」
こういったことを常に考えていました。
特に、
若くして活躍している人をTVで見ると、無性に腹が立って、
「この人がすごいんじゃなくて、親のサポートがあるからだからね。」
「10代・20代で人前に出れるって、
親が学校や生活にお金出したり、同意書にサインするって工程が必ずあるからね。」
と他人の成功にケチばかりつけていました。
・・・と改めて文章にしたら、
「わたし、器小っさ!」と、
なんか情けなくなってきたんですが、涙
トホホ・・・。
自分でお金貯めてやりたいことやればいいじゃない。とは思いつつも、
「なぜわたしが、こんなに苦労しなきゃならんのか」と怒りも湧いてきて、
なかなか割り切って考えることができませんでした。
感情って、そんなに簡単じゃないよね。
山田玲司先生の「惑星直列論」
わたしが憎しみから解き放れたのは、
山田玲司先生(以下レイジ先生)のYoutube動画がきっかけです。
見て頂きたいのは、
5:18〜の「天才とは?」という問いに答えている部分です。
なかでも胸に響いたのが、この言葉。
天才とは、
何かに特化した能力がいくつか揃ってしまったというか、「惑星直列」が起きている状態。
そこに、親も協力的だったとか、時代の空気も良かったとかいって、
それらが「全て直列」している状態。
動画より抜粋。一部改変。
わたしこれを聞いた時、
動画一旦停止して「それだあああ!」って叫んじゃったんですが、
つまり、
夢を叶える・成功するって、
努力や能力も必要だけど、
「環境、時代、その人自身の健康」など、色々な要素が関わってくるよね。
ということ。
どれも大事な要素。
わたしは長年、
運・・・特に「家族運」について憤りを感じていたのですが、
レイジ先生の考えをお聞きしたことで、
成功した人は、「家族が良い」から成功したんじゃない。
能力・努力・時代・経済面など、
いくつもある「要素全て」が上手く機能したから、
大きな成果につながっているんだ。
と気づき、
親を憎んでいた気持ちが、だーいぶ浄化されました!
真っ黒→透き通った灰色くらいになったかな笑
そして、
「家族運」ばかりに囚われるのはやめよう。
家族”だけ”を羨ましがってもしょうがないし、
わたしは、「わたしが今できること」を全力でやるしかないよね。
と、前向きに考えられるまでになりました。
わたしはわたしのやり方で夢を叶えよう。
と思えるようになったよ。
この動画に出会ってから、過去をさかのぼって、
自己肯定感や成功、哲学に関するものを見あさったんですが、
先生のチャンネルは、やはり「漫画」に特化した動画が多いので、
(漫画・映画分析とか、漫画家になりたい方へのアドバイスとか)
成功・生き方・人生とは?という疑問には、
『絶望に効くクスリ』という作品が、一番参考になりました。
先生自身が希望を求めて奔走した記録『絶望に効くクスリ』
『絶望に効くクスリ』は、
作者のレイジ先生と、世間で「成功者」と呼ばれる方々との対談を漫画にした作品です。
こうきくと、
「いわゆる成功法則の本かあ」って思うかもしれませんが・・・
おっとどっこい!(←死語?)
「多動力」や「秒で動け」というマッチョな成功理論書とは、
ちょっぴ、毛色が違います。
わたしが思う一番のポイントは、
成功者の「悩みや葛藤」が描かれているところです。
成功者だって、悩んでる。
ただ、これは決して、
「成功者にも影がある。やーいやーい!」
っていうメシウマ根性ではなく、(さすがにそれは酷すぎ)
「どんな人も、理想と現実の間で悩みながら闘っている」
ということが、各章各章で描かれていて、
そうだよな。成功者だって人間だもんな。
みんな日々闘いながら生きてるんだよね。
よっしゃ、わたしもいっちょ頑張るか!
って思わせてくれるところがいいんです!
読んでると、なんだかやる気が湧いてくる。
実際、こちらを連載されていた2003年頃、
先生自身が仕事やプライベートが上手くいかず、(連載を3連続で打ち切りにされたり・・・)
プラス、日本社会にも不満を抱えているときに描かれたそうで、
「人生に悩む人のホンネ」を言ってくれるので、非常に共感できた作品でした。
先生も一緒に悩んでくれるところが良いんだよね。
『絶望に効くクスリ』は、
コミック版は全15巻、
コミック版から一押しエピソードを全3巻にまとめた、
厳選セレクションがあります。
▼コミック版(全15巻)
▼厳選セレクション(全3巻。電子書籍はこちら)
まとめ
今回は、
漫画家 山田玲司先生の「惑星直列論」を聞いて、
「人生の成功・夢は、
家族だけでなく、本当に様々な要素が関わっている」
と分かったことで、家族に囚われなくなった。
というわたしの体験談をお話ししました。
レイジ先生は、
「肯定の人」という印象が強くて、
学校が嫌いでも、自己肯定感が低くても、友達が少なくても、
「それで良いんだよ。全部受け止めるよ。」
と、肯定の姿勢でいてくださるのが、
作品や動画を見ていて伝わってきますし、
今の世の中、そういう方って少ないと思うので、
わたしの中で非常に大きな存在です。
ちょーかっけぇ!
今後もまた、
感動した言葉や、素晴らしい人に出会った時は、
皆さんにブログでご紹介しますね!
わたしは、
「考え方」というものが、ものすごく好きです。
というのも子供の頃、
両親や先生の言う、
「資格を取って、安定した仕事をしよう」というのが、
さっぱり・めっきり・一寸たりとも理解できなくて、
「この世界にはこんな人間しかいないのか・・・。」
と絶望したんですが、
残念オブ残念。
海外ファンタジー小説を読んで、
YUIさんの歌詞を読んで、
シドの曲を聴いて、
「こうやって考えても良いんだ!」と、
「新しい考え方に出会えたこと」が、
わたしを救ってくれたからです。
今では、
この世に正解も不正解もなくて、
ただ、「自分に合う方法」と「合わない方法」があるだけ
だと考えています。
幸せが人生のゴールだとしたら、
わたしがかっこいいと思った人の言うことを信じれば、
わたしもかっこいい人に近づける気がするし、
自分で自分を認められたら、
それはすごく幸せだろうな。
と、今はそう考えています。
最後まで読んでくれてありがとう!
コメント