「とりあえず資格は取っておけ」と言ってた両親に、今思うこと

人間関係

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「資格は取っておいた方がいい」

「資格は邪魔にならない」と、言われたけど必要なのかな。

と悩んでいるあなた!

逸

こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。

資格がないと行えないもの…医師、教員、弁護士などは、迷うことは無いと思います。

ただ、資格が必須ではなく

「履歴書に箔をつけたい」

「とりあえず資格を持って安心したい」

と思っているなら、絶対に知ってほしい話があります。

実はわたしも、中学生になった頃から

「資格のある仕事をしなさい」

と言われていました。

ただ、就職&転職をして、本物の社会を見た今、

「周りが言ってたことと、現実とちょっと違うな」と思うこともあります。

もちろん、資格が助けてくれる場合も多々あると思います。

ただ、こちらを見てください。

  • 資格がないと労働条件が悪い。
  • 有資格者が優先して採用される。
  • 資格があると再就職で有利。

この3つに関しては、

「周りの言ったことと、現実社会が違ったな」と感じました。

今回はこの3つの事柄について、

わたしが実際に見て・聞いてきたことをお話します。

ぜひ、あなたの参考にしてくださいね。

逸

あなたの心が軽くなりますように!

資格がないと労働条件が悪い?

わたしの場合、

資格がないと「できる職種が少ない・クビにされやすい・福利厚生が悪い」

という意味で言われました。

本当に職種が少ない・クビにされやすい・福利厚生が悪いのかという点をお話します。

職種が少ないの?

わたしは経済学部であり、金融系と事務系の2つで就職活動を行いました。

金融系…銀行・証券・保険会社など、お金に関する商品をあつかう仕事。

事務系…会社の総務・経理などに関わる、土台を支える仕事。

就職活動の中で、

資格を理由にして諦めたことは、一度もありません。

逸

一度もないよ!

両親は、資格を持っていないと、

機械組立の製造業に限定されてしまうと思っていたようですが、

わたしは大学生の時に就職活動をして、

総務・経理・開発・企画・品質管理など、数多くの職種があると気づきました。

全て正社員の採用です。

具体的にわたしの周りでは、

銀行員、プログラマー、ホテルマン、広告代理店、商工会職員、MRなど、

入社時資格不問で採用されていました。

海外と交流のある企業は詳しくないのですが、

国内企業は、資格の必要ない職種の採用が、たくさんあります。

クビにされやすいの?

クビ、つまり解雇について。

そもそも日本の企業は、簡単に社員を解雇できません。

労働基準法や労働契約法で、雇われている人の権利も保証されていて、

犯罪を犯したり、欠勤が決められた日数を超えた時など、

ある基準を満たさないと解雇できません。

資格があるとかないとかで関係なく、この待遇は同じです。

万が一、経営不振で大幅な人員カットがある場合も、

整理解雇基準というものを決め、解雇する必要を証明しなければいけません。

その基準は、

出勤率が90%以下などの職務態度基準

再就職がしやすい若年層などの年齢基準

人事考課の点が低く成績が上がらないなどの業績基準

などがあり、

本人や家族への負担が少ないとか、働きぶりが良くないというのが

大きなポイントになっているといえます。

つまり解雇については、

「解雇するには、法律の厳しいチェックがある」

「資格というより、職務態度や良い成績を出しているかの方が重要」

といえると思います。

福利厚生が悪いの?

福利厚生について。

年間の休業日数や、産休の制度、ということでお話します。

これは資格ではなく、

会社によって左右されるもの、だと思います。

大学時代の就職活動では、

年間休日〇〇日以上ありますよ、とか産休取得率〇〇%です、などの働きやすさをアピールする会社も、結構多くいました。

割合でいうと、半数以上の会社が何かしらの福利厚生の良さをアピールされていました。

わたしが勤めた会社も、年間休日が120日以上を誇りにしていましたし、

出産された方は、実際にみなさん1年くらい産休を取られていました。

国内or海外の研修旅行もあり、

一般的に見て、めちゃくちゃホワイトな会社でした。

結局、資格どうこうではなく、会社が社員の働きやすさを重視するかどうかで、

福利厚生に影響があると思います。

逸

会社の福利厚生に左右されるよ!

有資格者が優先して採用される

これについては、

選考で2人残って、1人に絞るときに、資格を持っていたら優先してもらえる。

という意味で、言われましたね。

ここで一番重要なことは、

そもそも、必要な資格は募集要項に書いてある、ということです。

必要な資格がある場合なら、影響があるかもしれません。

例えば、TOEIC〇〇点以上必要と募集要項に書いてある場合、

点数の高い方が印象が良い、というのはあると思います。

ただ、募集要項にない資格を持っていても、合否に影響するとはいえないと思います。

わたしが大学卒業後に勤めた会社は、資格不問で採用があり、入社しました。

同期には、資格は何も持たない子もいましたし、

わたし自身、簿記を持っていても経理部ではなく、欠員があった他部署に配属になりました。

会社は、欠員や増員の必要があり、社員を増やしたいという目的があって採用をしています。

こんな人が欲しい、という人物像があるはずです。

ですから、資格がある人が欲しいならそう記載しますし、

募集要項にない資格で採用を決めない。と言えると思います。

逸

こんな人を採用したい!というのがあるはず。

資格があると、再就職に有利?

これについては、

「資格のない仕事は中途採用がない」「転職する時に資格があれば再就職しやすい」

という意味で、言われていました。

資格のない仕事は中途採用がないの?

あります!即答です、あります!

再就職って不安に考えてしまいがちですが、求人はきちんとあります。

ハローワークには誰でもアクセスできるので、1回見てみてください。

実際に目で見ると、安心しますよ。

「求人情報検索」のページで、「一般求人」で検索します。

今は2021年コロナ禍ですが、

資格選択を空欄にして検索すれば、何十件も出るはずです。

(今わたしの地域で、正社員・事務職で検索してみたら145件ヒットしました。)

転職する時に、資格があれば再就職しやすいの?

これは、資格+経験、がキーポイントになると思います。

もともと資格を使う仕事をしていて、

次に再就職をする時に、同じように資格を使う仕事を探すというのは、効果的だと思います。

ですが、

やりたい仕事があるけど、失敗したとき用に資格を取ろうかな、と考えているなら、

ちょっと考えるべきことがあります。

わたしは文系だったので、

「教員免許取ったらどう」とよく言われました。

でも、今まで違う仕事をしていた人が、

再就職で教員免許が必要な仕事を始めるのは、ちょっとハードルが高いと思うんですよね。

ちょっと想像してみてください。

例えば、あなたは今まで事務職として働いていました。

パソコンで書類を作ったり、電話でお客様を対応する仕事です。

ある時そこを辞めて、

次は、教員免許が必要な教育系の仕事を始めようと考えます。

もちろん、やる気があれば、この世にできないことはありません。

しかし、再就職で早く職場に慣れたい時には、

経験がいかせる事務系の仕事をした方が、とっかかりやすいとは思いませんか。

パソコンの使い方だったり、電話対応の仕方だったり、

今までのことがいかせて、やりやすいと思います。

確かに、その仕事の経験があれば、「資格があると再就職で有利」といえると思います。

ただ、やりたい仕事があるけど、保険で何か別の資格を取っておくのは、

再就職が有利になるとはいえないんじゃないかな。と思います。

逸

資格を使う機会があるか、考えてみよう。

資格を取るか否か

このようなことから、

資格を取るか迷う時は、

「必要な資格は取るしかない。募集要項にない資格は取らなくても良い」

とわたしは思います。

資格があると得られるもの

以上3つについて、現実とのギャップをお話しましたが、

もちろん、

有資格者は待遇が違う部分がいくつかあります。

人ができない仕事ができるわけですから、

資格があるから得られるものは、たくさんあると思います。

なかでも「給料が多くなる」「専門的な仕事ができる」というのが大きいと思います。

給料が多くなる

どの職種と比べても、有資格者の方が高いってわけではないですが、

そもそも基本給が高かったり、危険手当などがついて、

最終的にもらえるお給料が多い場合が多いと思います。

わたしは医療系の会社でしたが、

同じ同期であっても、やはり看護師や放射線技師の方が、お給料が多かったです。

専門的な仕事ができる

会社や組織に就職すると、

採用される職種によっては、営業に行ったり・総務に行ったり、

仕事内容が大きく変わる可能性があります。

資格があれば、その資格に関わる分野で働けるので、

全然違う仕事をしなきゃいけない、っていうことは少なくなると思います。

資格を取る意味

これだけは覚えておいてください。

そもそも資格って…

「もっと正確により良いサービスがしたい」とか

「多くの人ができないことを解決してあげたい」

という目的で取るものだと思います!!!

人の健康や人生に、大きな影響を与える仕事だから、資格という制限があります。

基本給が高くて、組織の中で大切にされて…というのは、

それは、当然のことだと思います。

それだけの責任や危険があるから、お金も信頼ももらえる。

もらえちゃってラッキー☆じゃなく、理にかなっていると思います。

その分、仕事に誇りを持てる場面が多くある・相手から感謝されるのを実感できるなど、

やりがいも大きいはず。

あなたがやりがいを持って生きて行くのに、

資格が必要なら、どんどん上を目指すべきだと思います。

「資格が邪魔にならない」のは、使わなかったらの話。

取る前は、勉強時間も受験料も必要。

資格を使う仕事をすれば、ある一定の責任が伴います。

ぜひ、やりがいのある道を選んでくださいね。

逸

自分に一番必要なこと、ちょっと考えてみよう。

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逸

作曲家・ギタリスト

「親子の悩みがあっても、必ず前向きに生きていける!」

中高生の進路選択で大モメ→両親と分かり合えないことがコンプレックス。
でも音楽・ギターに出会えたおかげで、こんなに笑顔でいられます🐨🎸

ブログでは、
「あなたが、あなたの人生を生きる」ためのアイデアを発信しています。

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