【経済学部】大学嫌いのわたしが、それでも!心に響いてる講義

人間関係

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「逸って、大学行きたくなかったとか言ってるけど、本当にいい講義はなかったの?」

って思っているあなた!

こんにちは、逸です。

普段「イヤイヤ行っていた」とか、「やる気なかった」とか言っているわたしですが、

確かに楽しかった・面白かった講義もあります。

ただし、選択科目や特別講義で面白いと感じることが多かったです。

必修科目では、学ぶっていうより、やっつける!っていう姿勢になりがちでした。

今回は、卒業・就職後何年経っても心に残っている、

為になった2大講義をお話します。

特に、「大学に行くか迷っている人」に読んでもらいたい内容になっています。

逸

早速行きましょう!

「ターゲット層」の本当の意味が分かった、マーケティングの特別講義

あなたは、「ターゲット層」って聞いたことありませんか。

わたしは経済学部だったので、商品を売ることや会社経営についての科目が多かったですが、

そうでなくても、

この服は10代~20代前半が着るブランドだよね、とか

このYouTubeチャンネルはファミリー向けだね、とかはイメージ出来ると思います。

このように、ターゲット層というのは「どんなお客さんに売るか」という対象のことです。

これについて、社会人の講師をお呼びして、特別講義を受ける機会がありました。

毎週ある通常講義とは違って、1日だけの特別講義です。

そこでは、「MacBook」「MAQuillAGE」「ガリガリ君」の3ブランドをテーマに、

ターゲット層を予想するワークをしました。

どうでしょうか。

みなさんもこの3つが「どんなお客さんに売るか」わかりますか。

MacBookは、無駄がなくてスタイリッシュなパソコンが欲しい人

MAQuillAGEは、ある程度メイクにお金を出せる20・30代女性

ガリガリ君は、小学生男子・・・など。

講義の参加者は、だいたいこんな感じで予想していました。

みなさんも、何となく納得できますよね。

ただ、ここで面白いのが、

この予想、ぜーんぜん1つも合っていないんです!!!

実はターゲット層とは、年齢や性別じゃない!って言われたんです。

本当のMacBookのターゲット層は、

「個性的で、スタイリッシュで、仕事が出来る人になりたい人」です。

ちょっと頭に思い浮かべてもらいたいのですが、

Appleのコンピュータってこんなイメージないですか。

スタバで、おもむろにMacBookを取り出し、

カタカタカタ…タターン!ってやっているビジネスマン。

これです。これなんです!

実はブランドは、商品の機能だけじゃなく、

商品から伝わるイメージがとっても重要。

つまりAppleは、

デザイン重視な人ではなく、

スタイリッシュで仕事が出来る人になりたい人に、スタイリッシュなMacBookを売っている。

ということです。

MAQuillAGEの本当のターゲット層は、「わたしは特別なのよ、安い女じゃないわよ。と思っている女性」

ガリガリ君の本当のターゲット層は、「いつまでも少年の心でいたい成人男性」ということです。

ガリガリ君、面白いですよね。

少年じゃなくて、少年の心。

男性はいくつになってもガリガリ君好きだなーというイメージにもマッチしています。

大学では、机の上で学ぶだけじゃなく、

現実の社会と学問をつなげる授業もあり、

中高の勉強との違いも感じられると思います。

逸

現実社会と学問がつながる!それが大学!

人の魂にうったえる組織経済学

「組織経済学」…イメージしづらいですよね。

わたしも大学に入ってから初めて聞きました。

簡単に言うと、

会社の中で社員をどんな部署に配置するか、

どうしたら社員が働きやすい環境をつくれるかという、

「組織の中で人を動かす」学問です。

組織経済学の講義は、

わたしの学科とは違う学科の科目だったんですが、

「先生の評判が良かった」ので受講してみました。

ある時、

「デザイナーに新しいニットのデザインを依頼する時、どうしたらより良い仕事をしてくれるか」

を考えることになりました。

言い方はいろいろありますよね。

「忙しいところ悪いけど、新しいデザインを企画してくれるかな。」

と下手に出る方法もあります。

ですが、教授が教えてくださった、正しい言い方はこれです。

ニットの常識をくつがえすような、新しいデザインで日本をあっと言わせたいんだよ。

デザインの企画をお願いしてもいいかな。」です。

ポイントは、相手がどんな人かを理解すること。

相手はデザイナー、クリエイティブな人です。

クリエイティブな人は、「新しいことをして社会に影響を与えたい」と心の奥底でいつも思っています。

だから、デザイナーという相手に合わせて、

理屈ではなく、熱い魂にうったえかけるような声かけをする。

そうすると、「仕方ないからやろう」ではなく、

「そんな新しいデザイン作りたい!」と意欲的になって、

より良い商品を作ることが出来る、ということでした。

この講義は、別学科の科目なので取らなくてもいいんですが、

どんな仕事をしても役立つし、もっと言えば、家族であっても使える考え方なので、

受講して良かったと感じています。

逸

実際に、使えることを学ぶと嬉しいね。

この体験から伝えたいこと

特別講義に気を配ろう

特別講義は、「勉強が現実で使えること」がより実感できる点で、

ぜひ参加して欲しいと思います。

しかし、常に気を配っている必要があります。

なぜなら、大学での特別講義は、あまり盛大に宣伝されないからです。

ターゲット層の講義は、大学から受講生募集のメールをもらって、自分で申し込んだものでした。

このように、

学内メールが一通来るだけ。

広いキャンパス内で、ある掲示板にA4用紙が1枚貼ってあるだけ。

など、こちらから探しに行かなければなりません。

つまり、普通に見逃します。汗

今、数年前の大学広報誌を見返したら、

「ラジオ番組を作ろう」とか「吉本新喜劇を地域活性化に活かす」とか

心惹かれる特別講義をたくさん見逃していたようです…。

あなたはきっと、バイトもしたいし、サークルもしたいし、恋愛もしたいと思います。

学内メールは、週に一回でいいから全部読むとか

学務課の前の掲示板は、必ず見るとか、

「面白い講義を探そう」という希望を持って過ごすと良いと思います。

逸

注意していよう!

評判の良い講義を見極めよう

大学での「評判の良い講義」というのは、いくつかあります。

出欠を取らなくてテストだけ受かれば良いもの、

出席だけしていれば、授業中寝ていてもテストが少々悪くても受かるもの、

テストには、教科書も過去問も電子辞書も持ち込み可のもの…などなど。

ですがあなたには、

「先生の話が面白いと評判の講義」

を見極めて欲しいと思います。

組織経済学の講義は、

その教授自体の評判が良くて、「先生の講義は面白い」と言われていた方でした。

わたしも、組織経済学なんて聞いたことないし、別学科の先生だけど、

先生の講義が面白いなら取ろう。という気持ちで受講しました。

テストに受かりやすい講義ではなかったのに、いつも講義室がいっぱいで、

寝てたり喋っていたりする人はほとんどいませんでした。

やっぱり、先生の話自体が面白かったんですよね。

勉強する、とか単位を取る、とかじゃなく、

「先生の話がもっと聞きたい」と思わせる方でした。

そんな方は貴重な存在です。

これからたくさんの人に出会うと思いますが、

「もっと話を聞きたい」って思える方は、なかなかいないです。

あなたも、「この先生の講義は面白い」って評判を聞いたら、

違う学科だから、単位が取れるかにこだわらず、

ぜひ受講してみてください。

大学で学ぶとは、こういうことか!

って、大学に来た意味が実感できると思います。

逸

大学ならではの感動があるはず。

おわりに

いかがでしたか。

大学の講義が、なんとなくイメージできましたか。

大学をあまり褒めない逸ですが、

大学ならではの講義があることは間違いありません。

わたしの大学時代、

国立大学の授業料を計算すると、「1時間約1万円」と教わりました。

その価値があるかどうかは、

「自分から進んで、良い講義を探せるかどうか」

にかかっていると思います。

大学に行く、行かないに関わらず、

ぜひやる気を持って、取り組める道を選んでくださいね。

逸

あなたの未来を応援しています!

人間関係 日々のモヤモヤ
逸

作曲家・ギタリスト

「親子の悩みがあっても、必ず前向きに生きていける!」

中高生の進路選択で大モメ→両親と分かり合えないことがコンプレックス。
でも音楽・ギターに出会えたおかげで、こんなに笑顔でいられます🐨🎸

ブログでは、
「あなたが、あなたの人生を生きる」ためのアイデアを発信しています。

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逸 OFFICIAL BLOG 「どんといけ、どーんと!」

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