「逸って、大学行きたくなかったとか言ってるけど、本当にいい講義はなかったの?」
って思っているあなた!
こんにちは、逸です。
普段「イヤイヤ行っていた」とか、「やる気なかった」とか言っているわたしですが、
確かに楽しかった・面白かった講義もあります。
ただし、選択科目や特別講義で面白いと感じることが多かったです。
必修科目では、学ぶっていうより、やっつける!っていう姿勢になりがちでした。
今回は、卒業・就職後何年経っても心に残っている、
為になった2大講義をお話します。
特に、「大学に行くか迷っている人」に読んでもらいたい内容になっています。
![逸](https://itsu-guitar.com/wp-content/uploads/2020/12/cropped-こらあちゃん-150x150.jpg)
早速行きましょう!
「ターゲット層」の本当の意味が分かった、マーケティングの特別講義
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あなたは、「ターゲット層」って聞いたことありませんか。
わたしは経済学部だったので、商品を売ることや会社経営についての科目が多かったですが、
そうでなくても、
この服は10代~20代前半が着るブランドだよね、とか
このYouTubeチャンネルはファミリー向けだね、とかはイメージ出来ると思います。
このように、ターゲット層というのは「どんなお客さんに売るか」という対象のことです。
これについて、社会人の講師をお呼びして、特別講義を受ける機会がありました。
毎週ある通常講義とは違って、1日だけの特別講義です。
そこでは、「MacBook」「MAQuillAGE」「ガリガリ君」の3ブランドをテーマに、
ターゲット層を予想するワークをしました。
どうでしょうか。
みなさんもこの3つが「どんなお客さんに売るか」わかりますか。
MacBookは、無駄がなくてスタイリッシュなパソコンが欲しい人
MAQuillAGEは、ある程度メイクにお金を出せる20・30代女性
ガリガリ君は、小学生男子・・・など。
講義の参加者は、だいたいこんな感じで予想していました。
みなさんも、何となく納得できますよね。
ただ、ここで面白いのが、
この予想、ぜーんぜん1つも合っていないんです!!!
実はターゲット層とは、年齢や性別じゃない!って言われたんです。
本当のMacBookのターゲット層は、
「個性的で、スタイリッシュで、仕事が出来る人になりたい人」です。
ちょっと頭に思い浮かべてもらいたいのですが、
Appleのコンピュータってこんなイメージないですか。
スタバで、おもむろにMacBookを取り出し、
カタカタカタ…タターン!ってやっているビジネスマン。
これです。これなんです!
実はブランドは、商品の機能だけじゃなく、
商品から伝わるイメージがとっても重要。
つまりAppleは、
デザイン重視な人ではなく、
スタイリッシュで仕事が出来る人になりたい人に、スタイリッシュなMacBookを売っている。
ということです。
MAQuillAGEの本当のターゲット層は、「わたしは特別なのよ、安い女じゃないわよ。と思っている女性」
ガリガリ君の本当のターゲット層は、「いつまでも少年の心でいたい成人男性」ということです。
ガリガリ君、面白いですよね。
少年じゃなくて、少年の心。
男性はいくつになってもガリガリ君好きだなーというイメージにもマッチしています。
大学では、机の上で学ぶだけじゃなく、
現実の社会と学問をつなげる授業もあり、
中高の勉強との違いも感じられると思います。
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現実社会と学問がつながる!それが大学!
人の魂にうったえる組織経済学
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「組織経済学」…イメージしづらいですよね。
わたしも大学に入ってから初めて聞きました。
簡単に言うと、
会社の中で社員をどんな部署に配置するか、
どうしたら社員が働きやすい環境をつくれるかという、
「組織の中で人を動かす」学問です。
組織経済学の講義は、
わたしの学科とは違う学科の科目だったんですが、
「先生の評判が良かった」ので受講してみました。
ある時、
「デザイナーに新しいニットのデザインを依頼する時、どうしたらより良い仕事をしてくれるか」
を考えることになりました。
言い方はいろいろありますよね。
「忙しいところ悪いけど、新しいデザインを企画してくれるかな。」
と下手に出る方法もあります。
ですが、教授が教えてくださった、正しい言い方はこれです。
「ニットの常識をくつがえすような、新しいデザインで日本をあっと言わせたいんだよ。
デザインの企画をお願いしてもいいかな。」です。
ポイントは、相手がどんな人かを理解すること。
相手はデザイナー、クリエイティブな人です。
クリエイティブな人は、「新しいことをして社会に影響を与えたい」と心の奥底でいつも思っています。
だから、デザイナーという相手に合わせて、
理屈ではなく、熱い魂にうったえかけるような声かけをする。
そうすると、「仕方ないからやろう」ではなく、
「そんな新しいデザイン作りたい!」と意欲的になって、
より良い商品を作ることが出来る、ということでした。
この講義は、別学科の科目なので取らなくてもいいんですが、
どんな仕事をしても役立つし、もっと言えば、家族であっても使える考え方なので、
受講して良かったと感じています。
![逸](https://itsu-guitar.com/wp-content/uploads/2020/12/cropped-こらあちゃん-150x150.jpg)
実際に、使えることを学ぶと嬉しいね。
この体験から伝えたいこと
特別講義に気を配ろう
特別講義は、「勉強が現実で使えること」がより実感できる点で、
ぜひ参加して欲しいと思います。
しかし、常に気を配っている必要があります。
なぜなら、大学での特別講義は、あまり盛大に宣伝されないからです。
ターゲット層の講義は、大学から受講生募集のメールをもらって、自分で申し込んだものでした。
このように、
学内メールが一通来るだけ。
広いキャンパス内で、ある掲示板にA4用紙が1枚貼ってあるだけ。
など、こちらから探しに行かなければなりません。
つまり、普通に見逃します。汗
今、数年前の大学広報誌を見返したら、
「ラジオ番組を作ろう」とか「吉本新喜劇を地域活性化に活かす」とか
心惹かれる特別講義をたくさん見逃していたようです…。
あなたはきっと、バイトもしたいし、サークルもしたいし、恋愛もしたいと思います。
学内メールは、週に一回でいいから全部読むとか
学務課の前の掲示板は、必ず見るとか、
「面白い講義を探そう」という希望を持って過ごすと良いと思います。
![逸](https://itsu-guitar.com/wp-content/uploads/2020/12/cropped-こらあちゃん-150x150.jpg)
注意していよう!
評判の良い講義を見極めよう
大学での「評判の良い講義」というのは、いくつかあります。
出欠を取らなくてテストだけ受かれば良いもの、
出席だけしていれば、授業中寝ていてもテストが少々悪くても受かるもの、
テストには、教科書も過去問も電子辞書も持ち込み可のもの…などなど。
ですがあなたには、
「先生の話が面白いと評判の講義」
を見極めて欲しいと思います。
組織経済学の講義は、
その教授自体の評判が良くて、「先生の講義は面白い」と言われていた方でした。
わたしも、組織経済学なんて聞いたことないし、別学科の先生だけど、
先生の講義が面白いなら取ろう。という気持ちで受講しました。
テストに受かりやすい講義ではなかったのに、いつも講義室がいっぱいで、
寝てたり喋っていたりする人はほとんどいませんでした。
やっぱり、先生の話自体が面白かったんですよね。
勉強する、とか単位を取る、とかじゃなく、
「先生の話がもっと聞きたい」と思わせる方でした。
そんな方は貴重な存在です。
これからたくさんの人に出会うと思いますが、
「もっと話を聞きたい」って思える方は、なかなかいないです。
あなたも、「この先生の講義は面白い」って評判を聞いたら、
違う学科だから、単位が取れるかにこだわらず、
ぜひ受講してみてください。
大学で学ぶとは、こういうことか!
って、大学に来た意味が実感できると思います。
![逸](https://itsu-guitar.com/wp-content/uploads/2020/12/cropped-こらあちゃん-150x150.jpg)
大学ならではの感動があるはず。
おわりに
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いかがでしたか。
大学の講義が、なんとなくイメージできましたか。
大学をあまり褒めない逸ですが、
大学ならではの講義があることは間違いありません。
わたしの大学時代、
国立大学の授業料を計算すると、「1時間約1万円」と教わりました。
その価値があるかどうかは、
「自分から進んで、良い講義を探せるかどうか」
にかかっていると思います。
大学に行く、行かないに関わらず、
ぜひやる気を持って、取り組める道を選んでくださいね。
![逸](https://itsu-guitar.com/wp-content/uploads/2020/12/cropped-こらあちゃん-150x150.jpg)
あなたの未来を応援しています!
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