やっと。やっと、このコーヒーをご紹介できます・・・!
こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。
今回はフェアトレードコーヒーレビュー第5回。
SLOW COFFEE(スローコーヒー)
の香り・味の感想をお伝えします。
スローコーヒーとの出会いは、
マルシェで「ちょっとすごいコーヒー」を頂いたのがきっかけなんですが、
紙コップの匂いを忘れてしまうほど、華やかな香りが立ち上って、
こんなに美味しくて、
オーガニック&フェアトレードでいいの?!
と、我を忘れてしまったのが第一印象でした。
【ちょっとすごいコーヒー】
150g
楽天参考価格¥1,550(税込)
※2023年4月時点
実は、このレビューシリーズだって、
「スローコーヒーの記事を書くために」始めたってくらい、
思い入れのあるブランドなんです。
早く書きたくって、ウズウズしてた!
ただ、
オーガニック&フェアトレードなブランドは他にもあります。
今回は、
いったい何が「スローコーヒーの魅力」なのか。
今までレビューしてきた、
他ブランドと比較しながらご紹介します。
ぜひこの記事を参考にして頂き、
皆さんが、心からほっとできるコーヒーを見つけてください。
先駆者=パイオニア
頂点=チャンピオンって読みます・・・。
お店について
キーワードは「オーガニック・フェアトレード・自家焙煎」
スローコーヒーは創業2000年。
20年以上続く、千葉県松戸市のコーヒーロースターです。
公式ショップSlowCoffee ONLINE SHOP
一番のこだわりは、
「オーガニックコーヒー豆のみ」を、
「フェアトレード」で輸入し、
「自社で焙煎」していること!
自家焙煎だけど、オーガニックでは無い豆もあったり、
オーガニックだけど、焙煎は他社に頼んでいるコーヒーが多い中で、
この3拍子揃っているブランドは貴重なんです。
※今までレビューしたものだと、
「グリーンアイズ」「ファーマーズパッション」の2社だけだよ。
有機JAS認定の生豆を使用している*ことや、
欠点豆の選別は焙煎前&後に行われることなど、
安心・美味しさへの情熱を感じますが、
わたしが、冷や汗が出るほど驚いたのは、
焙煎後の「徹底したカップテスト」(試飲して味を確認すること)
なんです!
*豆はオーガニックですが、商品に認証マークはありません。
(スローコーヒーが加工業者の有機認証を受けていないため)
マーク取得ではなく、「生産地との交流・試飲会でフェアトレードを広めること」にコストをかけているそうです。
ここまでやるのか!スローコーヒー、味へのこだわり
スローコーヒーのカップテストは、
- 焙煎豆のガス抜き(12~15時間)の後に行われる
- 1杯ずつ、機械じゃなくハンドドリップで入れる
- 前回焙煎したものと比べて、合格基準に達しているか複数名で判定
このような徹底した手順で行われています。
このテストで合格したものだけが、
パック詰めされて集荷されているんです。
参考:スローコーヒーHP「国内自家焙煎」
しかもこれ、豆を焙煎するごとに行われていて、
産地・焙煎度合いの違う豆は、
その都度・毎回やってらっしゃるってことです・・・。
ここまでやってるのか!!
何種類もの豆を、焙煎するごとに、複数人で飲み比べる。
これって本当に大変な作業だと思います。
(仕事って、何人かで時間合わせて集まるの、めちゃしんどいですよね💦)
ですがこの、
オーガニック。フェアトレード。で終わらず、
「美味しさを追求する仕組み」が確立しているところ
こそが、スローコーヒーならではの魅力だと感じます。
コーヒー豆について
計200g(各50g) / ¥1,901(税込)
左から、
ちょっとすごいコーヒー(エクアドル産)
いいっすよティモール(東ティモール産)
太陽と森の楽園コーヒー(メキシコ産)
ドン・ ルイスさんナチュラル(コロンビア産)
今回は、4種類のストレートコーヒーがセットになった、
「おすすめコーヒー4ヶ国飲み比べセット」を選びました。
すべて、農薬・化学肥料は使用せずに栽培された豆だよ。
焙煎度合いは選べませんが、
豆・粉の選択ができ、
粉は「中細挽き」にして頂けます。(ペーパーフィルター用)
公式サイトに「到着は3日〜10日目安」とあるように、
わたしの場合も10日後に届きました。
【流れ】
2023年3月23日(木)午前中に注文。
→その日のうちに3月31日(金)に出荷予定と返信があり、
→自宅へは4月2日(日)に届きました。(メール便のためポスト投函)
もともと、焙煎後のガス抜きやカップテストなどで、
時間がかかると思っていたので気になりませんでしたが、
余裕を持ってご注文頂くのをおすすめします。
飲んでみた感想
簡単に言うとこんな感じ。
- ちょっとすごいコーヒー(エクアドル・深煎り)
→やっぱり、ダントツに美味しい。
華やかな香り+苦味とコクが際立つ。
冷めてくると豆の甘みが分かり、もともとの苦味とマッチして最高!
- いいっすよティモール(東ティモール産・中深煎り)
→甘いカラメルのような香り+さっぱりした酸味
グリーンアイズはライトな飲み心地だったけど、こちらはずっしりとしたボディ感がある。
- 太陽と森の楽園コーヒー(メキシコ産・中深煎り)
→すっきりした口当たり。(コク系ではない)
以前飲んだ豆乃木より酸味は控えめだが、甘味はほんのり。
・・・が、冷めるとコクが出てくる。豆乃木のように酸っぱくならない!
- ドン・ ルイスさんナチュラル(コロンビア産・深煎り)
→ナッツ系の個性的な香り。驚くこと間違いなし!
まず口の中で酸味がパッと広がって、後から甘みを感じます。
酸味:甘み=3:1くらい
全ての豆に共通して言えるのは、
香り・味ともに特徴がはっきりしていて、飲みごたえがある
ということです。
香りも、
単に「いい香りだねー」で終わらず、
ちょっとすごいコーヒーだったら、
お湯を注ぐ前から、辺りに豆の香りが広がるほど、華やかな香りで、
いいっすよティモールだったら、
香りにも「うまみ」があるだろうか。と思うほど、
濃厚な甘い香りがあります。
味も、
コクや深みを感じられて、1杯の満足度が違います。
わたしは毎朝240ccのコーヒーを飲んでいて、
それでも正直もっと飲みたい!って感じなんですが笑
スローのレシピが、
「14gの粉で、150ccのコーヒーをいれる」だったので、
渋々やってみたところ、
味に深みがあり、
「甘みがあるな。」
「今度はコクだ。」
「あれっ、酸味も爽やか!」
と飲むたびに発見があって、まったく飽きません。
惰性で飲む瞬間がない。
一口一口、全力で美味しい。
そして、
冷めてくるとコクや甘みが増す感じで、これがまた美味しい!
いつも冷めるとまずいからと、
急いで飲んでいたのに、
じっくり最後まで美味しさを楽しむことができ、
1杯で心からリフレッシュできました。
注意点
わたしは、
他のオーガニックかつフェアトレードコーヒーと比べて、やや高価
だと感じました。
というのは、
スローコーヒーの豆は、150gで¥1300〜¥1900前後なんですが、
今までレビューしてきたオーガニック・フェアトレードコーヒーは、
200g / 1500円以下だったからです。
前回のレビュー記事↓
ですが、
焙煎・カップテストなど美味しさへのこだわりが徹底していて、
パッケージも洗練されている。
そして何より、
間違いなく美味しい。
例えばお友達にコーヒーを出すとして、
普通なら「美味しい」って言われてから紹介するだろうけど、
スローコーヒーなら、
「実は、めっちゃ美味しいコーヒーを見つけてさー」
と、最初っから自信満々で勧められます!
・・・と考えると、確かに適正価格だと感じるので、
ちょっと頑張りたい日に飲んだり、
大切な人と一緒に飲んだり、
そんなとっておきのコーヒーにしようと思います。
まとめ
今回は創業20年以上のフェアトレードコーヒーブランド、
「スローコーヒー」のコーヒー豆をレビューしました。
内容をまとめると、
- オーガニックのみ・フェアトレード・自家焙煎にこだわっている。
- 焙煎後もカップテストをするなど品質管理が確立している。
- どの豆も、香り・味の特徴がはっきりしていて飲みごたえがあること。
- 他ブランドと比べてやや高価だが、段違いの美味しさがある。
スローコーヒーの豆は、
公式オンラインショップでご購入頂けます。
公式ショップSlowCoffee ONLINE SHOP
楽天・Yahoo!ショピングでは、
このブログで何度もお勧めしている、
オーガニックコスメ・自然派コスメ専門店の「むぎごころ」さんで取扱いがあります。
敏感肌コスメや自然食品の品揃えが豊富で、
いつもお世話になっているよ。
今回レビューした豆はこちら。
公式ショップおすすめコーヒー4ヶ国飲み比べセット
▼個人的にダントツ1位。華やかな香りと深煎りのコクが好きな方におすすめ▼
150g
楽天参考価格¥1,550(税込)
※2023年4月時点
▼甘いカラメルのような香り+さっぱりした酸味▼
150g
楽天参考価格¥1,300(税込)
※2023年4月時点
▼すっきりした口当たり。しかし冷めるとコクが出る・酸っぱくならない▼
150g
楽天参考価格¥1,400(税込)
※2023年4月時点
▼ナッツ系の個性的な香り。パッと広がってしつこくない酸味+後から甘み▼
150g
楽天参考価格¥1,836(税込)
※2023年4月時点
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