妹にまで「親が嫌い」と言われ、ひざから崩れ落ちた話【親と不仲な人への接し方】

人間関係

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可愛い妹から、

「親が嫌いだ」と言われてしまう。

これほど衝撃的なことがあるでしょうか。

普段、このブログでは、

「親子の悩みがあっても、前向きに生きていける」をモットーに、

親子関係に悩んでいる方へ情報発信をしていますが、

今回は、

「身近な人から、親子の悩みを聞いた方」

に向けた内容です。

妹にも「親が嫌い」と言われてしまう

わたしと妹の話

わたくし逸は、

進路選択で親と盛大に揉めてから、

親子関係に悩むようになったことがきっかけで、

現在このブログを通じて、

「悩みから前向きになるアイデア」を発信しています。

逸

はじめまして!作曲家の逸@itsu_guitaristです。

そんなわたしには、5歳の離れた妹たち(双子)がいます。

5歳というと、

わたしが小学6年生の時、ピッカピカの1年生だったので、

成人してからも、社会人になってからも、

ただただ、可愛い存在です。

逸

←間違いなくシスコン

彼女たちは、

わたしのように進路で大喧嘩することもなかったので、

良かった。

妹たちは家族にダークなイメージを持たず、まっすぐ生きてくれそうだ。

と、ずっと安心していました。

わたしは、

彼女たちが中学生の時も、高校生の時も、

「妹たちは幸せだ」

そう信じて、疑うことはありませんでした。

妹の告白

あれは、わたしが社会人4年目の秋。

仕事にも慣れ、ある程度のお金も自由になって、調子に乗り出した頃です。

妹は専門学校の学生だったので、

「おねーちゃんの車でどこか行こうよ」と、

一日楽しく遊んできた帰り道でした。

さっきまでケラケラ笑っていた妹が、

急に静かな口調になって話し始めたんです。

うちの親って、何でこんな人間なんだろう。

友達の話を聞くと、

「お母さんとよく買い物に行く」とか仲良さそうなのに、

わたしはそんなこと1度たりとも思ったことない。

親と、同じ空間に居たくないと思う。

という気持ちを聞かされました。

わたし、この時本っっっ当に!ショックで・・・

「親が嫌い」だとしても、

口うるさいから嫌い。頭カタいから嫌い。

それくらいだと思っていたのに、

「同じ空間に居たくない」ってどういうこと?

傷が深いんじゃないの?!

と頭がパニックになりました。

逸

え゛!って、声裏返ったもの。

この体験から伝えたいこと

まず前提として、

今回の記事で、

「妹を救えなかった後悔」をツラツラ書きたいわけでもないし、

「妹も親嫌いなんですよー、ホントうちの親ってどうしようもないですよね」

と親を辱めたいわけでもありません。

逸

不幸だ不幸だ言うのは、

ポリシーに反します笑!

今回、この体験を共有させて頂いたのは、

わたしたちが、

身近な人から「家族の悩み」を聞いた時、

  • 相手の話をどう受け止めるか
  • 自分はどんな対応をすべきか

考えておいた方がいいなと感じたからです。

相手の話をどう受け止めるか

親・家族への暗い感情。

普段から「親子の悩み」をテーマにブログを書いているわたしでさえ、

妹の話にショックを受けたんですから、

読者の皆さんは、

非常に大きな衝撃を受けたのではないでしょうか。

驚き、悲しみ、疑い・・・。

いろいろな不安があると思いますので、

まずは、皆さんに安心して頂けるようなお話をします。

逸

まずはあなたの心をケアしていこう。

必ず「辛かった体験」がある

まず、これだけは覚えておいて頂きたいのですが、

「親が嫌い」という感情には、必ず「理由」がある

ということです。

確かに、

「親・家族は、温かいもの」

というのが、多くの人が持っている考え方だと思いますので、

嫌いってどーゆーことー?!

どういう人なん?!

と、戸惑うお気持ちもわかるような気がします。

ですが、

必ず何らかのエピソードがあるはずです。

わたしも最初は、

「親が嫌いなんて、言って欲しくない!」

って、妹の言葉を受け入れられなかったんですが、

彼女の話を聞き、

「妹にも辛かった経験がある」

と分かったことで、だいぶ心の整理がついたんです。

わたしの体験と妹の体験

わたしが親と上手くいかなくなったのは、

専門学校へ行きたいわたしと、

大学へ行って欲しい親とで意見が合わず、

「そんなことさせる為に育てたんじゃない」

という親の言葉に失望したことがきっかけだったんですが、

逸

(子供は道具かよ。って感じた)

妹の場合は、

「お風呂に入らせてもらえなかったこと」だと話していました。

今は毎晩入っていますが💦

20年ほど前は、

祖母が家の実権を握っていて、

「頭は頻繁に濡らすものじゃない」という、

昔の人の考えで制限されていた時代がありました。

逸

祖母に意見できる人がいなかったんだよね。

ただ・・・

ちょっと詳細を書くのは控えさせて頂きますが、

これが原因で、

妹たちは酷い目にあったことがあり、

児童虐待といえば、

暴力やネグレクトかもしれない。

ただ、

「当たり前のことをさせてくれない」というのも虐待だ。

と話していました。

わたしは、妹の話を聞くまで、

いや、あなた進路で揉めてないやん。

なんで親嫌いなんて言うの?!

って思っていたんですが、

妹も、わたしと同じように、

親に「人として尊重されなかった経験」がある

と分かり、

そりゃ辛かったよな。

彼女なりの理由があるんだな。

と、気持ちが落ち着いてきました。

「理由」を聞くことで「怖さ」がなくなる

わたしは、皆さんの心を落ち着かせるためにも、

相手の方に、

親が嫌いな「理由」を聞いて頂きたい

と思うんです。

きっかけは何だったのか。

どんな体験をしたのか。など。

確かに、

理由を聞いたって、共感できないかもしれません。

納得のいくエピソードじゃないかもしれません。

でも、

「嫌い」という言葉の、

「なんだかよく分からない怖さ」は無くなります。

どんな話も、

「内容が分からない」から怖いんです。

耳なし芳一(怪談話)だって、

「じゃあこれから、

怨霊に取り憑かれた男性が、

全身にお経を書いてもらうんだけど、

耳だけ書き忘れたせいで、

霊に耳を取られてしまう話するね。

むかしむかーし・・・。」

って話し出しても、全然怖くないですよね。

逸

まったくもってドキドキしない。

悲しい話だとしても、

相手の経験・感じたことが分かると、

落ち着いて捉えられるようになります。

自分はどんな対応をすべきか

次に、

わたしたちはどのように相手と接したら良いか。ということですが、

相手の話を「受け止める」こと

これだけで充分です。

この時、

同意する必要はないし、

相手を変えようとしなくていいし、

そして、解決しようとしなくていいです。

逸

特別何かしなくていいよ。

相手の悩みを聞くと、

「助けてあげたい

「してあげられることはないのかな」

と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、

(そのお気持ちは温かく、素晴らしいものなのですが)

どんな悩みも、

その本人が解決したいと思わなきゃ、解決しない

のではないかと感じます。

言われた方は、

急に「親が嫌い」なんて、びっくりしてしまいますが、

本人にとっては、

もう何年も何十年も思ってきたことだから、

「気持ちを変えたい」なんて思っていないかもしれません。

わたしもはじめは、

「妹まで親嫌いって言ってたらダメでしょ!なんとか助けなくては!」

って思ったんですが、

よく考えてみると、

妹は、これがトラウマで友達ができないとか、人間関係が怖いとか、

生活に支障が出ているわけではありません。

逸

っていうか、

友達はわたしより多いような・・・?

それに、とっても重要なのに忘れがちなのが、

妹に「助けて」と言われたわけじゃない

ということでした。

逸

ここ、めっちゃ重要です。

読者の皆さんも、

「求められてないのに助ける」って、

あまり良いイメージがないような気がしませんか?

そう、先輩・後輩関係とか!

部活でも会社でも、

後輩が悩んでいるみたいだったから、

「ここをもっとこうしてみたら?」とアドバイスした。

自分は良いことしたと思っていたけど、

後輩には「口うるさい先輩」って思われていた・・・。

みたいな。

逸

あるあるな話だよね。

嫌い。って言葉だけ見るとなんか悲しいし、

わたしは反射的に、

「妹の意見を変えなきゃ!」って思ってしまったんですが、

先輩・後輩関係のように、

わたしが良かれと思ってしたことが、妹のためにならないのではないか。

と感じ、

妹が「親が嫌い」というのにも、彼女なりの「理由」がある。

「助けてほしい」って言われたらアドバイスしよう。

という考えに落ち着きました。

まとめ

今回は、

身近な人から親子の悩みを聞いて、ショックを受けてしまった時に、

「自分のメンタルを保つアイデア」をご紹介しました。

まずは、

「親が嫌い」という感情には、必ず「理由」がある

ことを思い出すこと。

「嫌い」といわれると、

悲しい・不安だと感じるかもしれませんが、

理由を聞くことで、

漠然とした怖さが無くなります。

また、

「自分は何をしたらいいか」と考えた時は、

相手の話を「受け止める」こと

これだけで十分です。

求められていないのに助けることは、

相手のためにならない場合もあります。

「否定せずに聞く」これだけで、

わたしたちは、心からの愛を感じられるはずです。

逸

少しずつ聞いていこう。

いかがでしたか。

あなたの心のモヤモヤは晴れましたでしょうか。

わたくし逸は、

人間関係敏感肌・ギター」をテーマに、

ブログを通じて、

前向きになれる情報発信をしています。

気になるものがあれば、他記事もご覧になってくださいね。

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逸

最後まで読んでくれてありがとう!

人間関係 親子関係
逸

作曲家・ギタリスト

「親子の悩みがあっても、必ず前向きに生きていける!」

中高生の進路選択で大モメ→両親と分かり合えないことがコンプレックス。
でも音楽・ギターに出会えたおかげで、こんなに笑顔でいられます🐨🎸

ブログでは、
「あなたが、あなたの人生を生きる」ためのアイデアを発信しています。

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