「親のことが尊敬できない、誰を目標にしたら良いかわからない」
とお悩みのあなた。
こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。
一番身近な親御さんとの間で、
悲しい経験をしてしまうと、
誰を信じて良いのか。
どう生きたら良いのか。
分からなくなるかもしれませんね。
わたし自身、
「親も結局、自分が可愛いだけなんだ。」
と感じた時期がありました。
尖ったナイフだった。汗
ですが今、
わたしが生きることに絶望せず、
こうして前向きな発信ができているのは、
「この人みたいになりたい!」
と思う人がたくさんいるから
だと断言できます。
家庭環境がどうであれ、
尊敬する人がたくさんいれば、
わたしだって、真っ当な人間になれるはずだ。
そうやって、いろんな人を探し続けてきました。
自分は周りの5人の平均だよ!
今回は、
いつも心の支えにしている、
7人の「人生の師」をご紹介します。
「共感できるところあるかなー?」
とポイントを探しながらお読みください。
読者の皆さんの心が、少しでも軽くなれば幸いです。
目次は敬称略。
(いつもは先生or様って呼んでるよ)
「人生の師」7人
作家 J・K・ローリング
25 years ago today, I saw Harry Potter and the Philosopher's Stone in a bookstore (Waterstones, Prince's Street, Edinburgh) for the very first time. It was one of the best moments of my life. Thank you, @BloomsburyBooks, for taking a chance on a total unknown. 1/2 pic.twitter.com/yPwaqPbvie
— J.K. Rowling (@jk_rowling) June 26, 2022
先生は、世界的に有名な『ハリー・ポッター』の作者であり、
作家・脚本家として最も偉大な人物の一人ですが、
わたしは、
はじめから小説家だったわけではなく、
シングルマザーになり、仕事がなく苦しい状況の中で、
「物語を書く」という夢に挑戦した
というエピソードにめちゃくちゃシビれました!
仕事が見つからず、
生活保護を受けながら書いていたそう。
子供のころ周りにいたのは、
「どうせ無理」
「普通は○○しない」
という親や先生ばかりだったので、
「苦しい環境でも挑戦する大人がいるのか!」
という衝撃が、全身をビリビリ駆け巡ったのを覚えています。
先生はイギリスの方で、
もちろん言語も、文化も違うんですが、
「世界のどこかに、必ず素晴らしい人がいる」
この強烈な希望が、わたしの生きる指針になっています。
高校面接の時から、
尊敬する人はローリング先生!って言ってる。
写真家 笹本恒子
90を超えても現役の女性カメラマンがいる。
今でも赤いネイルをして、アクセサリーをつけて、
なんと、老人ホームから仕事場へ出勤している───?!
先輩からそんな話を聞いたのが、
笹本さんを知ったきっかけです。
「そんな生き方アリ?」って、
のけぞってしまった笑
笹本さんが特別だと感じるのは、
「自分」というものを、ものすごく大切にされていた
ところです。
笹本さんは1914(大正3)年生まれ。
人生の前半を、戦争の中で生きてこられました。
ですが不思議なことに、笹本さんのお話には、
戦時中特有の「悲痛さ・報われなさ」が全然ないんです。
『好奇心ガール、いま97歳』などの自伝を読んでいると、
戦時中、みんながもんぺを履くようになると、堂々とズボンを着用しました。
もんぺはかっこう悪いので着ませんでした。
というお話や、
お肉・パン・ワインが大好きで、
配給のお米をもらうと、パンに代えてもらえないか聞きにいった
というエピソードがあって、
笹本さんの無邪気さ・純粋さに驚くとともに、
どんなに苦しい状況でも、
自分らしく生きることはできるし、
言うべきことは言わなきゃいけない。
そう、心が奮い立ちます。
戦時中なんて、
逆境も逆境だったんだから。
また笹本さんは、
「気持ちの伝え方」や「相手への気遣い」が素晴らしく、
「自分本位にならない自分らしさ」についても、
たいへん勉強になります。
▼センスたっぷりなお写真と、お茶目なお人柄が感じられ、ウキウキしながら読んでいます。
漫画家 山田玲司
— 山田玲司 (@yamadareiji) June 26, 2023
レイジ先生は、
代表作に、週刊ヤングサンデーで連載された『Bバージン』『絶望に効くクスリ』などがあり、
「人間の内面や社会への疑問」を作品に多く盛り込んでいる漫画家ですが、
わたしが周りと違うと感じるのは、
先生は「肯定の人」である
というところです。
初めてお見かけしたのは、
レイジ先生のYoutubeチャンネルだったんですが、
「友達いなくてもいいよ」
「自己肯定感低くても大丈夫」と、
えっ、そんなことまで許してくれるの?って思うほど、
どんな相手も肯定してくれるところにとても感銘を受けました。
▼この動画などは、先生の人生観がよくわかると思います。
今の時代、
否定から入る人・強烈な言葉を使う人はたくさんいますが、
レイジ先生のように、
「認める・受け入れる」って姿勢の方は少ないと感じますので、
わたしの中でとても貴重な存在です。
その人柄のおかげで、
言葉がスッと入ってくる。
▼こちらの記事では、
先生の「惑星直列論」という考え方で、心が救われた話をお伝えしています。
エステティシャン 田村貴博(ヒィロ)
『激レアさんを連れてきた。』観ていただきありがとうございました!僕は今でも美容コンプレックスの塊ですが、とても前向きです!元ひきこもりぽっちゃりのおかげで、ヴィジュアル系と美容業に出会えました。また来世も、ν[NEU]とエステティシャンがやりたいです!もし良かったら感想ください〜!😊 pic.twitter.com/W9aaELSGGV
— ヒィロ☺︎キレイのサポート 小顔&痩身『DearLily』エステティシャン (@neu_hixro) June 6, 2020
ヒィロさんは、
東京渋谷にあるエステサロン「DearLily」のオーナー兼エステティシャン。
毎月わずか数分で予約が埋まり、
開発したコスメブランド「DearLily」は楽天ランキング上位を総なめするなど、
数多くの方から信頼を得ている方ですが、
わたしは、
どんな逆境でも、挑戦する姿
にいつも励まされています。
ええ?逆境?
イケメンで仕事もできて何が逆境?
と思われるかもしれませんが、
もともとヒィロさんは、
ヴィジュアル系バンドのベーシストとして活躍。
オリコン5位を取るなど、
シーンを牽引するバンドでした。
しかし2014年、
一生続ける覚悟だったバンドが解散し、
周りの人間が誰も信じられなくなったと言います。
ですが、そこで絶望せず、
新しく美容の世界に挑戦されました。
ヒィロさんは当時32歳。
ようは「30過ぎて新しい業種に転職」ということになり、
「慣れない環境の中、人が信じられなくなった中で、新しいことに挑む」のは、
相当な苦労をされたことと思います。
ですが今、
2016年オープンのサロンも8年目に突入され、
X(旧Twitter)でも、
ネガティブなことをまっっっったく!口にしないお人柄を見ていると、
(むしろお客のネガティブを、かわいいお花にして返してくれる感じ。)
どんなに過酷な状況でも、いい方向に変えられる。
生きて、血が通っているうちは、なんでもできるよね!
と弱気な自分をリセットできます。
音楽も、美容の面でも大尊敬!
▼引きこもり&体型の悩みを克服した経歴にも、勇気をもらえます!
(同一人物です)
坂本龍馬
わたしがいうまでもなく、
大・大・大人気な偉人ですが、
数ある「龍馬の名言」の中で、
カッコ良すぎて鼻血ブーだったこの言葉をお伝えさせてください。
業なかばで倒れてもよい。
そのときは、目標の方角にむかい、その姿勢で倒れよ。
引用:司馬遼太郎『竜馬がゆく』
「業なかば」・・・
夢が叶う前に倒れてもいい?!?!?!?!
この言葉に度肝を抜かれました。
明治維新に向け活躍した坂本龍馬。
日本初の株式会社を作った坂本龍馬。
そんな功績が有名ですし、
「結果が大事、お金が大事」
そう言うんだとばかり思っていたので、
息ができなくなるほどビビりました。
5分くらいフリーズしてた笑
この言葉を思い出すたびに、
偉大な坂本龍馬が、
叶う叶わないじゃなく全力でやれ!って言っているんだから、
「確率はどうか」
「タイムリミットまでどれくらいか」なんて、
気にする時間がなくなるくらい、
目の前のことを全身全霊でやろう。
って背筋が伸びます。
皆さんも、好きな武将・発明家・CEOなどがいたら、
ぜひ、その方の名言を調べてみてください。
意外と新しい発見があって、
「こう考えればいいんだ!」というヒントをもらえますよ。
▼龍馬の言葉を引用した本
坂田銀時 (少年漫画『銀魂』の主人公)
2次元やないかーい!
そう叫ばれた方もいらっしゃると思いますが、笑
わたしは、漫画、アニメ、映画、絵画、建築物に至るまで、
「人」の手が触れていないものは何もなく、
全ての物事から学ぶことができると考えています。
わたしが坂田銀時というキャラを尊敬しているのは、
これだけは譲れないという「自分の軸」を持っているから
です。
彼は、
少年漫画の主人公とは思えないダメなおっさん…プー太郎で、
家賃もろくに払わず、フラフラしてる人物なんですが、
ここぞ!という時には、
いいか・・・
てめーらが宇宙のどこで何しよーとかまわねー
だが俺のこの剣
こいつが届く範囲は 俺の国だ
引用:『銀魂』3巻 「コスプレするなら心まで飾れ」
この台詞のように、
自分の力が役に立つなら、
誰になんと言われようと、自分が正しいと思うことをする!
という信念を、
たとえ相手が大企業・役人・権力者であろうと、絶対に曲げません。
見て見ぬふりしちゃいけないな。
っていつも思う。
『銀魂』は、
登場キャラのほとんどがボケ担当で、
ひとコマおきにネタに走るし、
気づけば誰かが口から華厳の滝だし、
97%バカやってるんですが、
残り3%の「人として忘れちゃいけない何か」が、
ふとした瞬間に突き刺さり、自分の生き方を考えさせられます。
▼1話〜3話までは少年ジャンプ+で立ち読みできます。
ペンギンズ 隊長 (ピクサー映画『マダガスカル』に登場)
公式画像探せなかったので、手書きで・・・。
えっ、誰?
というか、何のキャラ?
と思った方も多いのではないでしょうか。
ペンギンズとは、
ドリームワークス・アニメーションの映画『マダガスカル』に登場する、
キュートでかわゆいペンギン4人組。
なかでもわたしは、
チームリーダーの「隊長」が大好きなんですが、
他人のことは否定しない、
でも、自分と同じ考えの人は大歓迎!
というキャラクター性にホれてます///
竹を割ったような性格で、
任務(という名の窃盗。笑)遂行だけを目標に、
周りに流されることなく突き進んでいきます。
まさに理想の上司って感じ!
わたしたちは苦しい体験をすると、
「どうやって仕返ししてやろう」
「思い知らせてやろう」
と復讐心が起こりやすいのではないかと思うんですが、
ペンギンズの作品を見るたびに、
誰かを「否定せず」に、周りから信頼を得る。
難しいけど、
これが・・・これこそが、わたしが本当にやりたいことではないか。
と思い知らされます。
隊長が復讐って聞いたら、
「え、フクシュー?
なんだプチシューの仲間か?」
って言いそう笑
▼映画『ペンギンズ from マダガスカル ザ・ムービー』は、
何も考えずケラケラ笑えるし、しっかり見るとメッセージ性も高くておすすめ。
▼各種配信サービス
「尊敬する人」と「こうなりたい人」は微妙に違う
ここまで読んで頂いて、
尊敬する人が7人だけってことはないでしょー?
と思った方がいらっしゃるかもしれません。
それが・・・実はおっしゃる通りで、
わたしが尊敬する人はたくさんいますが、
今回は、
「この人のようになりたい」という方々を選んで、お伝えしました。
わたしもこうなりたい!
今は、「カゲキな言葉」をつかう人が目立つ時代です。
(〇〇がヤバい、△△したら人生終わりとか。)
パワーが溢れているし、
わたし自身、その方々を楽しく見させてもらっているんですが、
同時に、
「わたしには向いてないな」とも思っています。
もちろん、
否定語のマーケティング効果は高いけどね。
わたしは子どもの頃に、
親・家族に否定されたり、分かり合えないことに悩んできたりしたので、
他人を否定しないけど、信頼できる人
が好きで、そんな風になりたいと思っています。
皆さんも、尊敬する人を探す時、
「この人みたいになりたいかどうか」という目線で見て頂くと、
自分に合う人を絞り込めるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、親嫌いだったわたしを救ってくれた
「尊敬する人生の師匠」7人についてご紹介しました。
- 作家 J・K・ローリング
- 写真家 笹本恒子
- 漫画家 山田玲司
- エステティシャン 田村貴博(ヒィロ)
- 坂本龍馬
- 坂田銀時
- ペンギンズ 隊長
これだけは覚えておいて頂きたいのですが、
大切なのは、
尊敬する人を完コピすることじゃありません。
「ここまでできる人がいるんだから、
わたしも、あと3割増で大胆になってもいいかも!」
「あと5歩くらい、自分優先で行ってみよう♪」と、
理想の生き方に「近づこう」とすることで、
毎日が確実に生きやすくなります。
少しずつ、でも確実に変わるよ。
素晴らしい人になる。のではなく、
素晴らしい人が「いる」と知ることで、
人間関係に苦しんだわたしたちの心も、少しずつ癒えていく。
わたしはそう考えています。
↓以下あとがきだよ↓
わたし自身、今だって、
「親なんて関係ないわ!わたしはわたし!」
って無双状態の時もあれば、
親と話していて、
「また否定的な発言するなあ。メンタル持ってかれるわー」
って時もあります。
全然あるよ。
ただし、
自己肯定感は揺れ動くものだし、
そもそも親子関係の悩みって、
ある日を境にピカーン☆と解決!
というよりは、
気持ちが落ち込んできたら上げる、落ち込んできたら上げる。
というように、「日々調整していくもの」ではないかと思うんです。
何年、何十年悩んだものは、
解決にも時間が必要かもしれないね。
今日、あなたの心が少し軽くなったとしても、
また落ち込むことがあるかもしれません。
ですがその時は、上のグラフを思い出して、
「気持ちって、上がったり下がったりするものだよね」と安心して頂き、
自分は周りの5人の平均。この言葉を胸に、
あなた自身が尊敬できる方を見続けて頂きたいと思います。
少しずつ前向きになっていけば大丈夫!
最後に、
今回の7名の方々に関連した、おすすめ記事をご紹介します。
▼漫画家 山田玲司先生
▼エステティシャン 田村貴博(ヒィロ)さん
最後まで読んでくれてありがとう!
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