「将来〇〇になりなさい・家を継ぐのよ」って親に言われ続けるの、結構キツいよね。

人間関係

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親御さんから、

「〇〇になりなさい」

「あなたがこの家の跡取りなんだから」

と毎日毎日、ことあるごとに言い続けられると、

ホント参っちゃいますよね。

逸

こんにちは、作曲家の逸@itsu_guitaristです。

わたしの人生なのに、なんで決められてるの?

なんで当たり前みたいに言うの?

と行き場がなく、

閉じ込められたような気持ちになるのではないでしょうか。

逸

一言で台無しになっちゃうよね。

今回は、親御さんの言葉にモヤモヤしている読者の皆さんに向けて、

  • この言葉の「問題点」
  • モヤモヤの「解決法3つ」

をお伝えします。

読者の皆さんのこれからの人生に、

希望を感じて頂けたらとても嬉しく思います。

逸

ぜひ参考にしてね!

「〇〇になりなさい」が始まったとき

わたしの場合は小学5年生のとき、

「小説家になりたい」と親に話したときから言われるようになりました。

それまでも夢の話はしていましたが、

小5でこれは危ないと思ったのか、

「安定した仕事に就きなさい」

「資格のある職業にしなさい」と、

これ以降、

「〇〇になりなさい弾」が頻繁に飛んでくるようになりました。

逸

そらもう、鉄砲のようにね笑

小・中では、

「逸、学校の先生向いてると思うなー、ねえそうしたら?」

高校では、

「教師、看護師、税理士…という

“師(士)”のつく職業にしなさい」と、

「どこへ行っても・嫌だといっても・しつこく」迫ってくる

のが嫌でしたね・・・。

たしかに、最終的に選ぶのは自分自身なんですが、

くり返し聞かされていると、

ホントに親の言うようにさせられてしまうのではないか。

洗脳されて、じぶんが作り変えられてしまうんじゃないか。

と怖くて怖くてたまらなかったです。

逸

頭が割れそうだった。

また、わたしは長女なのですが、

夕食を盛り付けようとすれば、

「逸がこの家の跡取りなんだから、一番大きいのもらいなさい」

お風呂に入ろうとすれば、

「逸にはこの家を継いでもらわにゃならんから、先に入りなさい」

といつでもどこでも言われ、

それまで楽しくしゃべっていても、

一瞬で心臓がヒヤーッと冷たくなっていました。

逸

今見ると、なかなか昭和だよね。

(平成生まれなんだけど笑)

息苦しい人・息苦しくない人

そんなとき、

夕方のグルメ番組で流れてきた、

親子3代続くパン屋さんのインタビューがものすごく印象に残ったんです。

「なんでこのパン屋を継ごうと思ったんですか」

という質問に、

3代目の息子さんが、

「いや、子どもの時から店を継ぐと思ってきたから、それ以外の道は考えたことない」

と答えていて、

へえ!考えたこともないのか。

わたしとぜんぜん違う!

と非常に興味を引かれました。

逸

すんなり思えたんか……

くわしく知りたい!

この方だけじゃなく、また別の店主さんは、

「ここまで店を大きくした親には頭が上がらない」

「永遠の目標ですね」と話されていて、

表情や声のトーンからも、

ああ、これは本心から言っているな。

と分かるんです。

逸

誰かに強制されてちゃ、

「永遠の目標」なんて言えない。

でも、この違いは何なんでしょうか?

インタビューに答えていた方々と、

「〇〇になりなさい、家を継ぎなさい」が苦しかったわたしたちは、

どうしてこうも感じ方が違うのでしょうか?

親の言葉が苦しい理由

小中高、進路のはなしをするときは決まって、

「お母さん、資格を持ってないから後悔してるのよ。

とにかく資格を取りなさい。」

と聞かされていました。

これだって、すんなり受け取れる人もいるでしょう。

ただわたしには、

親の叶えられなかった夢を、

子どもに叶えてもらおうとしないで。

としか思えませんでした。

逸

自分の未練は、

自分で(来世で)晴らしてほしい……。

なぜなのか。

わたしは2つの理由を考えています。

  • 子どもの意見が「無視」されていること
  • 「後悔・犠牲」を基準にしていること

子どもの意見が無視されている

累計50万部突破のベストセラー「言いかえ図鑑」の親子版、

親子のための言いかえ図鑑』では、

進路を強制する子育ては、

「教育虐待」につながる可能性がある

と指摘されています。

・・・これはなかなか衝撃的で、

思わず肩がビクッとはねちゃったんですが、

逸

めっちゃ大ごとだ…。

一方、

「子供の意志を尊重する親」に育てられた人は、

自己否定せず、自信を持って働ける人が多い。

と言われています。

これを読んだとき、

ああ、インタビューに答えていた方々は、

こちらのタイプなのかな。

店を引き継いで欲しい気持ちはあっただろうけど、

「あなたはどうしたい?」と、

子どもの意見を聞いていた親御さんなのかもしれないと感じました。

「後悔・犠牲」を基準にしている

テストで褒められたら、もっといい点とろうと思う。

この絵を見せたら、喜んでくれるかなと思う。

子どもが、

「親を信じたい・認められたい」と思うのは、

ごく自然なことではないでしょうか。

だからこそ、

「お父さん(お母さん)後悔してるから、〇〇しなさい」は残酷です。

この言葉は、

親の未練を、あなたが晴らして。

という意味です。

・・・こーれは、あまりにも後ろ向きですよ!!!

逸

うわーん!

あなたのためなんだからとか、

代々続いてるとか、理屈はどうでもいいんです。

わたしたち子どもは、

親が堂々としているから、

親を素敵だと思うから、

親が「信頼できる人」だからこそ、

喜ばせたいし、話を聞くし、

この人みたいになりたいと思えるのではないでしょうか。

逸

何を言うかじゃなく、「誰が」言うか。

わたしはこんなことを両親に言ってほしくなかった。

一番好きな人たちに言ってほしくなかったです。

「好きな人たちを、好きでいたかった」と思っています。

逸

誰かがやらなきゃ。っていう、

「犠牲思考」もかなしいよね。

わたしたち子どもにできること

3つの選択肢

「〇〇しなさい」

「家を継ぎなさい」

を言われ過ぎていやになってしまった。

こんなとき、

わたしたち子どもにできることは、

大きく3つだと考えています。

  1. 説得する
  2. 歩み寄る
  3. かわす

【説得する】

お金・証明書など親御さんの協力がいる場合は、

以前の『進路で喧嘩しても希望はある』という記事を参考にしてください。

逸

相手に「心の準備」をしてもらい、

じぶんの「本気」を伝える方法だよ。

【歩み寄る】

前章でお伝えしましたが、わたしたちは、

理屈じゃなく、信頼する人に心が動きます。

だから、どこまで「人」を好きになれるかがカギ。

親御さん・店の良さをまわり*に聞くことや、

*あなたのご兄弟(姉妹),おじさんおばさん,お客さんetc.

こちらの記事のように、

親とのエピソードを書き出して、

「感謝の分だけ、助ける」ということもできます。

ただ今回、いっっっちばんお伝えしたいのは、

3つ目の「かわす」方法です!!!

逸

こんな選択肢もある!と知ってほしい。

かわす

親の言葉にグッと息が詰まるとき、

①親御さん自身が怖い(怒鳴る、にらむ)

②洗脳みたいで心が病みそう

こんな理由があるのではないでしょうか。

こういったとき、

「言い返す・スルーする」といったかわす”方法が役に立ちます。

その力を身につけられたのは、この本のおかげです。

司拓也『嫌われずに「言い返す」技術』

安心してください!論破はしません。

相手の言葉をかわし、

少しだけ言い返せるようになって、

「振り回されない自分をつくる」内容です。

一番便利だったのが、

「笑顔と無表情」を使い分ける

という話し方。

簡単に言うと、

怖い相手には笑顔で、しつこい相手には無表情を、

「意識的につくり出す」話し方です。

表情ォ!?

と思われるかもしれません。

・・・し、実際わたしも戸惑いました。

ですが、

将来の話をしていた学生時代を振り返ると、

不機嫌で床ばかり見つめていたし、

泣きながら声が震えていたし、

「ええ、でも、だって」が口グセだった、と気づいたんです。

表情や声が暗い&怖がっていると、

ナメられる・・・とは言いませんが、

「じぶんはまだ子ども」というメッセージを送っているのと同じ。

だと痛感しました。

逸

どれだけ正しいこと言っても

伝わらないだろうな。

この本に沿って実践するようになってから、

「わたしが悪いの?」

「借りを返さなきゃ」

と不安を煽られることなく、

思い込みから抜け出して、

ラクに会話ができるようになりました。

もし皆さんが、

「今すぐ離れたり無視したりできない。だけど親の言葉から楽になりたい。」

と感じているのならば、

一度手にとってみてはいかがでしょうか。

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逸

かわす力で自由になろう。

人間関係 親子関係
逸

作曲家・ギタリスト

「親子の悩みがあっても、必ず前向きに生きていける!」

中高生の進路選択で大モメ→両親と分かり合えないことがコンプレックス。
でも音楽・ギターに出会えたおかげで、こんなに笑顔でいられます🐨🎸

ブログでは、
「あなたが、あなたの人生を生きる」ためのアイデアを発信しています。

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逸 OFFICIAL BLOG 「どんといけ、どーんと!」

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